【ホッケー部男子】25年ぶりの1部、初戦は敗れるも大きな収穫を得る

◆ 2021年度関東学生ホッケー秋季リーグ 男子1部 ◆

10月3日 対東農大 早大東伏見グラウンド

春季リーグで96年以来、25年ぶりの1部昇格を掴み取った立大。1部で新たな歴史を作るため、東農大との初戦を迎えた。主将・鈴木(現4)は「こちらは挑戦者、悔いなく全力で戦おう」と選手たちを鼓舞し試合に臨んだ。第1Q6分、相手PCを防ぐも1分後の7分にPCから失点を許す。その後も押し込まれる展開が続くも守備陣が集中した守りを見せ、第1Qを0ー1で終える。第2Qは7分に失点するも、11分にGK・田中(観4)の好セーブの流れからカウンターで佐藤(社2)がサイドネットに鮮やかなゴールを決めて1点を返すと、立大の選手たちはこの日1番の盛り上がりを見せた。

相手のシュートを体を張って守る田中

そして1―1で第2Qを終え、1―2で前半を折り返す。1点を返しこのままの流れで同点、さらには逆転したい立大であったが、相手は全日本優勝経験もある1部強豪の東農大。スピードや連携、基礎的な技術など全てにおいて能力の高い選手たちが集まるチームだ。第3Q、相手の鋭い攻撃が立大ゴールに襲い掛かる。5分に失点をすると、10分にPCから失点。その後も相手に3回のPCを与えるが守備陣が体を張って守り、第3Qを0―2で終える。第4Qには、5分、7分と立て続けに失点してしまった。しかし、一矢報いたい立大は8分に佐藤が抜け出しGKと1対1の場面をつくり、シュートを放つが惜しくもゴールを外れる。10分には、小林(法2)が流れから得点を決め、さらに点差を詰めたい立大であったが反撃もここまで。第4Qは1-2。合計スコア2-6で試合を終えた。しかし、1部初戦で強豪から2得点を奪い健闘したことは、チームの自信につながった。

第4Q、小林の得点後に抱き合う選手たち

試合後、主将・鈴木は「1部初戦で自分たちが十分戦えることを証明できた。次は挑戦者ではなく勝ちに行く」と次戦に向けて意気込んだ。

(10月7日・木島昇大)

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