【女子バレーボール部】春季リーグ開幕!強豪校に食らいつくも黒星を喫する

◆2023年度春期関東大会女子2部バレーボールリーグ戦◆

4月13日 神奈川大学横浜キャンパス体育館

1年生を加え、新体制で迎えた春季リーグ初戦。第1戦では昨年の秋リーグでストレート負けを喫した山梨学大と対戦した。相手の素早い攻撃に苦しみ、2セット先取される。田中(社2)のクイック攻撃やサーブで応戦するも、初戦は黒星発進となった。

トスを上げる吉川(ス2)

第1セットは序盤からコート内、ベンチ共に声を掛け合い会場の空気をつかむ。得点すべくパスをつなごうとするも、ミスが続いた。たまらずタイムアウトを切り、チームの立て直しを図る。田中が4連続のサービスエースでチームを勢いづけると立大の勢いは加速。シーソーゲームを繰り広げるも、20―25で第1セットを終えた。

続く第2セットでは終始相手のペースで試合は進む。相手の鋭いアタックに守備が乱される苦しい場面が続き、このセットも連取された。

スパイクを打つ増田(社3)

第3セットを迎え、もう後がない立大は4点先取され焦りを隠しきれない。しかし、ここからエンジンはかかった。田中の速攻や増田のスパイクが炸裂し、得点を量産。互いに譲らぬ接戦となるも、23―25で第3セットを勝ち取った。

ここで勢いにのって連取したい第4セット。田中や黒田(異1)のスパイクが得点となるが、一進一退の攻防が続いた。必死に食らいつき、23―23と同点に追いつく。勝ち筋が見えたものの、相手の猛攻を防ぎきれず2連続失点を許し、第4セットを終えた。

惜敗したものの、確かに手ごたえを感じる初戦となった。新主将・内田(コ4)は「新チームでの初めての公式戦だったが、良い雰囲気で戦えた」と振り返る。粘り強さを見せた今試合は立大のさらなる飛躍を予感させた。

(4月19日・花井遥)

◆コメント◆新主将・内田選手

ー試合を振り返って

合宿が3月にあってから新チームが始まった。去年までは1年生の力をフルに活用できずにリーグを迎えることが多かった。今回は1年生の力はもちろん、2、3年生のしっかりとした基盤を作ったうえで戦えたと思う。

3セット目は逆転して取り切れたものの、4セット目で取り切れなかったのは自分たちの弱さ。弱さの部分も噛み砕いてみると、元々練習から出ていた課題が全て失点に繋がったと思う。そこは修正して明日の試合に活かしたい。

 

ー1年生が加わって初の公式試合だったが、抱いた印象

1年生はやはりパワーがあり、立教としての選手層は確実に厚くなったと感じる。1年生も加えて自分たちの力を出すことができた。

 

ー主将としての意気込み

私ももちろんそうだが、全員が自分がチームに対して果たすべき役割を理解してチームに貢献している。私もプレーでももちろん、言葉でもチームを高めていくのがチームにとって大事になってくると思う。プレーでももちろん引っ張りたいが、全員が持っている可能性を引き出すためにできることをやっていきたい。

 

ー春リーグの目標

数字として掲げているのは関東リーグ2部6位以上。上位チームに負けてきたのもあるので、下位リーグで全勝するのはもちろん、上位チームでも1セットでも1点でも多く取っていきたい。

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