試合終了後、整列をする選手たち

【ハンドボール部】「必ず勝たなければいけない試合だった」(中川監督)続く連勝。しかし、反省点も残る

◆関東学生秋季リーグ戦◆

9月5日 対駿河台大 駿河台大体育館


駿河台大戦を迎えた、二連勝中の立大。試合開始直後から得意の速攻を生かし、9点もの差をつける。余裕を持って迎えた後半、相手の勢いを止めることができず得点を許す。しかし、1点1点着実に点数を稼ぎ、白星をあげた。

試合終了後、整列をする選手たち

試合終了後、整列をする選手たち

前半、相手選手のディフェンスの壁が厚く、阻止されることも多かった。しかし、果敢に責める姿勢は崩さない。主将・角田(営4=法政二)や福室(コ3=駒沢大)を中心に、パスカットや立大得意の速攻で、4連続得点を2回決める。立大の勢いは止まらない。その中でも、活躍が目立ったのはGK後藤(コ4=愛知)だ。相手の力強いシュートをしっかりと受け止め9失点に抑えた。
前半をダブルスコアで終え、余裕を持ってむかえた後半。開始早々に3点もの失点を許し、相手にペースを許してしまう。さらに、立大の反則により2人退場となる。このまま相手の流れに飲み込まれるかと思いきや、1点1点着実に得点を稼ぎリードを守り抜いた。8点の差をつけて勝利をつかみ、昨年度2部王者の意地を見せた。

タイムアウト中、ベンチで話す後藤と杉本(コ3=氷見)

タイムアウト中、ベンチで話す後藤と杉本(コ3=氷見)

昨年度秋季リーグの駿河台大戦、前半リードしていたにもかかわらず、後半に相手の勢いに負け1点ビハインドとなる。しかし、試合終了の2秒前、サイドシュートが決まり引き分けとなる。 「(今日の試合は、)必ず勝たなければいけない試合だった」と中川監督は語った。後半開始に、大量失点をした今回の試合。監督には、昨年の秋季リーグの悪夢がフラッシュバックしていた。
これまで3連勝中の立大。だが、その裏にはまだまだ反省点が残る。今回明らかになった反省点を改善し、迎えるは対国武大。「1部昇格」という目標に向け、さらなる磨きがかかる。

(9月23日・松下ひまり)

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