ディフェンスを避け、ボールを運ぶ中(観1)

【ラグビー部】好調なスタートを活かせず2連敗。課題が浮き彫りに

◆ 関東大学春季大会◆

5月30日 対専大 立大富士見総合グラウンド

プレースキックを蹴る安藤(観3)1トライの活躍を見せた
プレースキックを蹴る安藤(観3)1トライの活躍を見せた
ディフェンスを避け、ボールを運ぶ中(観1)
ディフェンスを避け、ボールを運ぶ中(観1)

 真夏を感じさせる気候の中、春季大会の2試合目・専大戦が30日に立大富士見総合グラウンドで行われた。前戦の反省を活かし立ち上がりは好調だったものの、流れを作ることができず17―66で大敗を喫した。

 ゲームスタート3分で試合は動いた。FB安藤が素早いステップでディフェンスをかわし、ボールを運ぶ。その後ゴールライン直前、相手のファウルで得たラインアウト。このチャンスをものにしたのはHO二木(観2)だ。モールからゴールへ押し込み、先制トライを決めた。そのまま流れを作りたい立大であったが、専大の猛攻を止めることができず、前半折返しまでに3トライ1ゴールを決められ5-17と追う展開に。しかし諦めることはなかった。21分にはFL守(観3)が70メートル駆け抜け、FB安藤がトライを決めた。その後LO金子(済4)もトライを決め、同点に追いつく。その後は細かいミスやから得点され、17―31で試合を折り返す。

 後半、なんとか追いつきたい立大であったが、結果的には無得点で幕を閉じた。専大の巧みなボール回しやフィットネスで劣り、チャンスをものにできなかった。計4トライを決められ17-66でノーサイド。悔しさが残る試合となった。

 今試合フル出場を果たしたWTB天羽(コ2)は「自分たちのミスが多く、流れが作れなかった。フィットネスのなさが問題だったかなと思う。」と試合を振り返る。次戦は6月13日、関東学大との一戦で春季大会ラストマッチとなる。課題が浮き彫りになった今試合をどう活かし、臨むのか。期待したい。

(6月1日・本間早瑛)

◆コメント◆
FL守
ー今日の試合の感想
率直に言うと暑かった。前回の試合と比べると、入りの悪い、弱かった部分にフォーカスしてたので、そこは改善できたと思います。

ー後半について
前半は入りちゃんとしようって言ってて、モールからのトライとかもあったんですけど、後半になってくると、得点が先に先になっちゃって、自分たちが一個一個やらなきゃいけないところが疎かになって、ミスが多くなったかな。

ー専大について
フォワードは自分たちも大きさ変わらなかったですけど、バックスはキレキレでスピードもあったんで、自分たちのフォワードと相手のバックスの早い人と遅い人が一緒になると振り切られてしまうので。バックスのキレが良かったなと思います。

ー次の試合に向けて
入りは良かったので、後半、1試合通して全部同じマインドを持ってやることですね。

 

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