【アメリカンフットボール部】森上世代引退特集〜4年生が語った最後の言葉〜

2018年も終わり、体育会でも4年生が大学での競技生活に別れを告げた。 Rushersでも同じように一月前の中大戦をもって4年生が引退した。立大においてTOP8史上最高位である4位に導いた4年生全員のインタビューを紹介する

主将・DB#8森上(営4)

―主将として挑んだシーズンでしたが
もっと勝ちたかったなとは思います。3勝3敗で微妙というば微妙な成績なので、普通にもっとああしておけば勝てたなって試合もあったので悔しい、反省ではありますね。もっと良いチーム作れたし、良いディフェンス作れたなという

―反省がありつつも、1年間で得た収穫というのは
やっぱりディフェンスが粘り強くできたことと、オフェンスもわりと若いメンバーで戦えていたことですね。特に最後の2試合は、2年生ながら核の三隅(OL)を欠いたなかでも結構頑張れたと思います

―大きいチームをまとめていく中で苦労したことなどは
あんまり怒ってやらせるというのは、このチームには合ってないなと思っていたので。でも言うことは言わないとあかんし、という葛藤は自分の中でもあって、難しいことでしたね

―スローガンである「ALL IN」を体現できましたか
最後の試合はできたんじゃないかなと。オフェンスも大崩れせず、試合通してゲーム組み立てられてたので。ディフェンスはディフェンスでチームを支えることができたと思うので良かったかなと。キックも、1年の黒田が安定して決めてくれたので、キックとディフェンスでチームを支えられたのはすごい良かったかなというのと、1年生キッカー黒田の存在は大きかったかなと思います

―森上選手自身の4年間を振り返ってみて
山あり谷ありという感じで。大怪我はなかったですけど、ちょくちょく怪我もしたし。大学になって、高校と全然違うなと思ったりとか、アメフト怖っ!って思うこともありましたし(笑)。最初、そこそこ強い高校から来たのでなんやねんコイツらって思うことも結構あったし、それでも監督とかにはお世話になったので、しっかり恩返しできるように。監督は日本一目指すチームにしようとしてくれてたので、それになるべく近づこうとしてやってきたので、山あり谷ありかなと思います

―これで引退ですが、チームに残したい言葉は
さっきも言った通り、僕たちが見たことのない景色を見てほしい。やっぱり独特の感じがあるんですよね、高校でも僕と1年生の南雲ってやつしかこのチームではいないので。楽しいし、特別な雰囲気なので、緊張するけどめちゃくちゃ楽しいっていう。スポーツやってる人間しか味わえない特権だと思うので。その舞台に立つことが自分にとっての自信になると思うので。監督は目の前のやりたいことと向き合ってやりきってほしいなという言葉をもらったので、僕もそういうことを言いたいなと思います。今しかできないことだと思うので、全員同じ学校通って、同じ練習して、社会人になったら絶対できないし。そう考えると、学生が最後なので、悔いないようにっていう月並みな言葉ですけど。疲れることも怒ることもめちゃくちゃイライラすることもあると思うんですけど、一個一個向き合って大事にしながら、一瞬一瞬を生き抜いてほしいなと思います

副将・WR#80河本(コ4)
―最後の試合、勝利が決まった瞬間の気持ち
いや~正直ほっとしましたね 正直勝つしかない試合で、オフェンスも点取らないといけない状況だったので、点取って勝つことができたのはうれしいですし、来年のためにという部分ではほっとしました

―今日の試合は、臨む前はどういうことを話したか
今までやってきたことを変わりなくいつも通りのプレーをやるっていうことがオフェンスで大事だったので、それが実際どこまでできていたかっていうのは、全部できていたわけじゃないですけど、でもどんなシチュエーションでも自分たちのプレーをっていう意識は試合を通じてあって、それが点数にもつながったんじゃないかなっていうのはあったので、いつも通りのプレーをっていうのはできたかなと思います

―副将としてどのような働きかけを
とにかく自分がずっと思っていたのは勝つ文化を根付かせるっていうことで、4年全体の仕事でもあるし、それをとにかく引っ張っていくのが副将と主将の仕事だと思ったので、とにかくこの試合は絶対に落とせないっていう意気込みで、オフェンスの中でもとにかく得点をとるっていう働きかけをしました

―振り返って自分はどういうリーダーだったと思うか
口下手なところがあるので、練習とか試合でとにかく自分のプレーを見て、後輩たちに尊敬されるような先輩になれたらいいなと思いながら練習をしていて、もちろん口で喋らなきゃいけない場面もあったんですけど、喋ったことをとにかく体現するっていうのと、自分の責任を果たすっていう部分でそういうリーダーになれたらなと思いながらやっていました

―今年度のチームはどういうチームだったと思うか
毎年ラッシャーズは流れに乗ったら強いチームで、特に今年は3年生が人数も多くて特に勢いに乗るとめっちゃ爆発する代なので、3年の代を上手くコントロールして、流れに乗って点取って、っていうチームだったと思います

―河本さんがアメフトを始めたきっかけは
自分の父がアメフト選手で、大学社会人とやってて、自分が子供のころから親がプレーするところをずっと見てきたので、言ったら生まれた時からアメフトが身近な存在で、父が活躍するところを見てかっこいいなっていうことを思っていたので、アメフトを始めるのは自分の中で当然でした

―16年間、練習がきつい時もあったと思うが、くじけそうになったり辞めたいと思ったことは
練習は辛いので、逃げたいなって思うことはあったんですけど、逃げたいなって思うことはあっても辞めたいなって思うことはなくて、普通にアメフトが好きで、ポジションで全くやることが違っていてそれぞれに責任があってそれぞれが協力してプレーしないと出せないっていうのが魅力だなと思っていて、自分の責任を果たして周りの協力も得るっていうのがかっこいいなって思っていたので、そういう意味で自分も活躍してチームのためになりたいっていう気持ちがあったので、辛い逃げたいっていう気持ちはあったんですけど、自分が活躍してチームを勝たせたいっていう気持ちの方が大きかったので、やめたいと思ったことはありません

―四年間で一番うれしかったこと
プレーで活躍するもの嬉しかったけど、練習中に不意に出る後輩たちの言葉で、レシーバーは河本さんいないと成り立たないみたいな言葉をふらっとかけてくれるんですけど、そういうのがやりがいだったかなと今は思います

―四年間で一番つらかったこと
おととしからなんですけど、当たり練っていうのがあって、とにかくマシーンにぶつかる練習なんですけど、自分のファンダメンタルだったり基礎のぶつかる力をつけるための練習なんですけど、ひたすら数をこなしてぶつかり続ける練習で、それがきつかったです

―同期はどういう存在
一番最初に入ったとき、人数が少ない代で、俺らの代は弱い代になるかもしれないなって思ってて、頼りない四年生になるかもなって思っていたんですけど、人数が少ないだけになんだかんだ仲良くて、めっちゃ個性的な奴ばかりなんですけど、まあ自分の中では、自分のやりがいというか、こいつらのために自分も活躍したいし責任を果たさないといけないという気持ちに慣れたので、アメフトやる原動力の一つだったかなと

―後輩たちにどういうチームを作っていってほしいか
勿論ですけど、甲子園ボウルいってライスボウルで優勝っていうのを後輩たちに託したい。今回俺らがやったことがどれくらい後輩のためになっているかどうかは分かりませんけど、勝チーム作りをしていってほしいと思います

―これからのWRに何を期待するか
正直主力のレシーバーは残っていて、4年に2人しかいなかったっていうのもありますけど、後輩たちも結構試合に出ていたので、正直経験値でいうと他の大学より高いんじゃないかなっていうのが多いので、今までの試合で合ったり今回の試合の反省を生かして、技術だけじゃなくゲーム感覚、試合の流れの勘だったりをもって活躍してほしいです

―これからはどうアメフトと関わる
出来れば続けたいなっていう気持ちがあって、社会人でプレーするっていう道があって、まだ迷ってはいるんですけど、自分がかかわるとしたらプレイヤーとしてかかわりたいっていう気持ちがあるので、社会人チームでやれたらなって思ってます。まだ確定はしていないですけどね

―河本さんにとってアメフトとは
生まれた時からずっとそばにあったので、難しいですけど、でも自分を表現する場かなって思いますね アメフトやっているときが一番楽しいし、素が出せるときだったと思うので、自分を表現する場所だったと思いますね

副将・RB#21林(文4)
ー最終戦どのような気持ちで
最後なので今までやってきたこと出してやろうという気持ちでやりました

ーRBでレギュラーを勝ち取ることができた
自分の強みを生かしたランスタイルを作ることですね。パワーを追い求めていたので身体作りとかボディバランスは意識していました

ー副将を1年間務めて
今までチームで幹部とかやっていなくて、そういうタイプでは無かったので、自分が変わらなければいけない葛藤だとか不安がすごくあって、辛いこともあったんですが最後までやりきろうと思って頑張りました

ーどの部分が
後輩を含めてチームを同じ方向に向けることが大変でした

ー森上選手はどう映っていた
目立って発言力がある。ハドルとかでも良くこんなこと話せるなって思ったりもするんで、リーダーシップは一流でした。本当にかなり頼ってたのでありがとうという気持ちが強いです

ー4年間のアメフト人生
初心者ではじめて、絶対試合に出て活躍してやろうと思ってたので、それは叶って結果を残せたと思いますが、怪我で今季も途中離脱したりだとか満足のいくシーズンを1回も過ごせなかったのでそれは悔しいですね

ー点数をつけるなら
80点くらいかな。(ー20点分は怪我とか)それもあるし、副将としてもっとできたなってところや日本一になれなかったところも大きいかな

ー後輩に一言
来年もメンツ結構残って優勝狙えると思うのでチーム一丸となって頑張って欲しいです

副将・AS原田

RB#5橋野(文4)
―最後の試合に臨む前どういう話をしたか
これまでの試合と変わらないんですけど、相手のディフェンスとかをよく見て、相手の傾向からオフェンスのプレーの作戦を立ててどんなプレーが有効かっていうのを考えたり、今まで穴だったパスプロテクションだったりをカバーするために、ロールのパスをやったりっていう作戦的な面ではそういうことをやって、最後っていう面に関しては基本に忠実に、自分たちが大事にしてきた当たりの部分、基本を大事に、一対一で勝てれば、作戦がちょっと悪くても勝てるっていうところはコンセプトに、最後も忘れずにやろうっていうことを話していました

―幹部学年としてどういった意識を持って活動してきたか
あまり大きい声を出して皆をまとめたりとかするタイプじゃないので、四年生として取り組みの部分で、プレー面の部分で、自分は今年で終わっちゃうけど後輩たちが来年からもやっていくうえで何ができるかってことを考えて、ひたすらプレー面でのアドバイスを、少しでも思ったらすぐに言うっていうことを意識していました

―今年度はどういうチームだったと思うか
フットボールを楽しんでやるっていうのは最初に目標として掲げていたのがあって、楽しい雰囲気でやるっていうのもそうですし、楽しくやるために準備をして、へらへらするんじゃない楽しいフットボールをして、勝っていう、勝つのが一番楽しいので、でその楽しさっていうのは、負けた時でもそんなに落ちたりしないで、調子を持って行けたっていうのも、そういう雰囲気づくりがあったからかなと思いますね

―アメフトを始めたきっかけ
単純に高校に入って、半分くらい内部生だったので、友達早く作りたいなっていうのがあって、サッカーやっていたんですけど別のスポーツやりたいなって思ってみて回っていた時にかっこいいなと思って入りました

―7年間アメフトに打ち込んできて、続けてこられた原動力は
勝負に勝つことが好きだったからかなって思います 実際体を動かすことはそこまで好きじゃない、っていうかスポーツ字体そんな好きじゃないんですけど、何かに活、そのために努力を重ねるっていうことがとても好きで、体作りだったりをやるってことに凄く注力していて、そういう試合に勝つためっていう部分があったから練習も頑張れたのかなって

―四年間で一番うれしかったこと
今はあまり思い浮かばないけど…今日ですね。良い展開で試合を終えられたっていうのもそうですけど、試合が終わったときに嬉しいっていう気持ちと、これまでやってきた仲間と「お疲れ。楽しかったね」っていうことを話して、辛かったけど続けてきて良かったなっていう風に思えました

―四年間で一番しんどかったこと
練習でもかなり血反吐を吐くような部分もあったけど、去年の春に脛を骨折して、3か月間家から出られなくて、精神的苦痛が…アメフトさえやってなければこんなことにはならなかったって思って、それが一番つらかったです

―同期はどういう存在
アメフト部以外にあまり友達もいなくて、学校でも一緒に行動していて、自分がつらい時同期が頑張っていたら自分も頑張ろうって思えたし、本当に同期がいなかったらやってこれなかったので、なくてはならない存在。感謝しています

―後輩にどういうチームを作っていってほしいか
これまで通り形にとらわれないで楽しんで、TOP8のどのチームよりも楽しい雰囲気で、勝ちがそこについてくるっていう感じ、それがラッシャーズの良いカラーだと思うので、それが続けばいいと思いますし、これまでできなかった日本一になることとか、その具体的な方法を何か探って、これまでの記録を超えていって、次が日本一じゃなくて準優勝じゃなくても、段々上昇、いつも勝つチームっていうのを作っていってほしいです

―橋野さんにとってアメフトとは
一言では言えないけど、高校大学7年間ほとんどの時間を、週6回とかやって費やしてきたので、学生生活そのものみたいなところがあって、引退して3か月後卒業しますけど、本当に学生生活が終わるんだなって。来年の今頃働いているのかなっていうのがあるので、学生生活の印象が強いですね。そうですね、「学生生活」です

DL#13庭田(法4)
ー4年間を振り返って
良い先輩、後輩、指導者の人たちに恵まれて楽しく4年間過ごせました。4年の頃には自主性をもって行動できたので人間性も育まれたと思います。練習をサボってよみうりランドに行ったのも、二日酔いで何度もサボったことも今では良い思い出です。引退してからは後輩たちが汗水垂らして練習に臨んでいることを考えながら、おいしいお酒を飲みます。練習できなくて悔しいです。4年間ありがとうございました

OL#16巽(観4)
-4年間を振り返って
自分はアメフト4年間でポジションが毎回ずっと変わってて。1年QB、2年の途中からRBになって、3年でOLやって4年で(聞き取れませんでした)。本当にいろいろなところを経験させてもらって、アメフトというスポーツを楽しめたし、よく理解できた4年間だったと思います

-アメフトは今後も続ける?
続けられる場所があれば続けたいなと思っています。体がもつかとかそういうのも含めて。気持ち的には続けたいです

-1番記憶に残ってる試合は
自分的に意気込んで勝てた試合で今年の秋の第一戦の慶應です。春勝ってはいたんですけど、去年秋シーズンでフィールドゴール入れられて1点差で負けたっていうのがあって。その時自分もOLで出てて。自分が一発ミスして負けたような試合だったので、どうしても去年の借りは返してやろうと思っていたので。その試合できっちり借りは返せたので。それは1番ベストな試合だったなと

-大変だったこと、苦労したこと
後輩からのいじりに耐えるっていうのが大変でした。それは置いておいて、フットボールで大変だった点は、毎年ポジションが変わってやることが違ったので、試合に出られる形で成長じゃないですけど…。そのポジションに合わせた体型にしたりだとか、フィジカル面だったりとか。プレーじゃない下準備的なところが結構難しかったです

-4年間で毎年ポジションが変わることはなかなかない
多分自分だけです(-なぜ?)シンプルにそのポジションに人がいないっていうのと「お前できるやろ」的なノリで

-仲間の絆を感じた瞬間
自分はオフェンスですけど、ディフェンスの人たちが森上中心に、自分たちがインター(?)されてしまってしんどい状況を作り出してしまった中で、タッチダウンじゃなくてフィールドゴールで抑えてくれたりとか、得点させなかったりとか、自分たちがしんどい場面を作り出しているのに応えてくれたのが1番絆かなと。絆っていうか、ただ迷惑かけてるだけなんですけど

ー自分にとってアメフトはどんな存在か
防具つけたのが中1からなので。中1からずっとつけていて。人生そのもの。それ中心で回ってた

ー好きな言葉
1番自分がしんどい時に支えられたのは、「神様は乗り越えられない試練を与えない」っていう言葉ですかね。ポジション変わってしんどくて正直フットボール辞めようかなって思ったけど、ここで辞めたらただただ逃げてるだけだな、立ち向かってないなって

LS/H#17鈴木瑠(コ4)
ー終えてみて率直な感想
やりきったかなと。プレーヤーとしてはみんなとは違う環境とか役割だったんだけど、4年間やってこれた。主務としても1年間やってきたけど、がんばったかなと。

ー4年間の中でつらかったこと
2年の時にポジションが変わって合わなくて、自分の思うように動けなかった。オフェンスからディフェンスに変わるときに求められるものが変わってくるし、そこでできなかったのがつらいし、頑張りきれなかったのは悔しい。

ー昔と4年生の時で何か変わったか
モチベーションは変わらなかったけど、気持ちの面では変わったね。下級生の時は自分だけの感じになったけど、4年生はチーム。主務っていう責任もあったからだけど、何事もチームってのはあったね。

ーコイツいてよかったなとか助かったなとかって人はいるか
まぁ森上の存在は大きかったかな。プレーで見せるっていう。アイツを選手の面で集中させるためにも俺は裏に回って相対するような仕事をやってたつもり。森上が選手として偉大な存在であり続けたからこそ俺も裏に徹し続けることができた。大きな存在だったねアイツは。

ー選手としてのプライド
ミスができないポジションだからさ。オフェンスがパスミスったとか、ディフェンスでタックル抜かれたとかとはまた違った失敗な重さがある。今年1年間意識してきたのはミスをしないスペシャリスト。そこが選手として考えてきたことかなと。

ーるいさんからみての同期
ガツガツした連中はいない。みんなが自分の色を持っていてその中で自分の役割を全うしている。プレーで見せるやつ、後輩と接するのが上手いやつ、怒れるやつ、とかね。役割がはっきりしてたからよかったね。協調性がないといわれればそれまでなんだけどね。お互いがわかり合ってからはあんまり話し合うこともなくスムーズにいけたかな

ー個性があるということは主務としては大変だったのでは
そうね。個性ありすぎると協調しないからね。誰か1人の重荷になっちゃう。俺も主務としては仕事を1人でやったかなってのはあるからキツかったけど今年主務になってやろうって決めてたことだからね。モラル守るとかとか掃除するとか決めたことだからね、辛くはなかったよ

ー後輩たちについて
アメフトセンスに長けた連中が多いかなと。その点では技術で見せてくれればいいし、主務としては技術だけではチームは成り立たないし、目立たないところでも活躍してるヤツがいるってことチームの良さだと思うから、3年生にはいつかそこに気づいてもらって、力入れてもらえればね。もともとスキルあるヤツが多いから、両軸でうまくがんばればかなり強くなるんじゃないかなと。是非とも頑張って欲しいなと思いますね。

K#19滝尾(観4)
ー4年間を振り返って
あっという間だったなって思います。大学生活4年間という貴重な時間をRushersでの活動に注いだ自分の選択に後悔はありません。最高の仲間、最高の指導者に恵まれ非常に充実したフットボール生活を送る事が出来ました。これから後輩達には自分達が成し遂げることができなかった日本一に向け、頑張ってもらいたいです。

DB#20大野(コ4)
ー4年間を振り返って
4年間ラッシャーズに入れて本当に良かったです。Do your bestを胸にこれからも頑張ります。

DB#31河村(済4)
ー4年間を終えて
なんか、肩の荷が降りてちょっとスッキリって言うのと、あとなんか寂しいなっていう気持ちですね

ー4年間を通して楽しかったこと、辛かった思い出どちらの方が残ってるか
めちゃめちゃ辛い方ですね。辛くて、辛かったこそ最後楽しく終われたかな

ー最後の試合はどうだったか
今日の試合は最後ボール取れたんで、今まで出来なかったことができたのでめっちゃ良かったなと思います。

ー週6という練習時間を4年間共に過ごした仲間との絆は深まったか
すごく深まりました。後輩と1番仲良くなれたっていうか、同期でもキャプテンと繋がれたっていうのが良かったなと思います

ーこの1年は最高学年としてどのような役割を意識してきたか
今まで全部受け身の3年間だったんですけど、最高学年だったので、自分から自分からなんでも発信していかなきゃなっていうのはありました。それが一番背負ってきた責任みたいなのを感じました

ー4年間の中で一番記憶に残る試合、熱くなった試合は
今年の慶応戦。やっぱみんなが、観客の皆さんがめっちゃ喜んでくれたのが、頑張って良かったと思いました

ー自分にとってアメフトとは
自分は今まで野球しかやってこなかったので挑戦っていうのがアメフトに当てはまる言葉

ーこの4年間に満足してるか
まぁ思い返せば自分はやらなかったことばっかなんですけど、まぁ最後こういう形で終われたので結果良かったのかな

ー後輩たちにメッセージを
今年のチームづくりで、強いチームになるっていうことだったので自分たちで作ろうとしてきました。自分たちが継続してきた練習の仕方とか、そういうのを1つずつ意識してもっと上に行けるような取り組みをして欲しいです

LB#33松田(観4)
ー4年間を振り返って
毎日血の滲むような努力で頑張った結果、最終戦を勝てて優勝したような気分だけ味わいました。実質優勝です!

LB#45瀧島(観4)
ー4年間を振り返って
まぁ振り返ってみるって言われてもいろいろなことがありすぎて、ひとつのことが出てこない感じかな。いろんなことがあって、いいことも悪いこともあったけど、まぁ最後このように迎えられてよかったかなって感じです

ー4年間の思い出
先輩と一緒に練習したことかな。憧れの先輩と一緒に練習できた時間はやっぱり大切だし、印象に残ってます

ーつらかったこと
膝を手術したことかな。手術してる間に皆上手くなってるし、やっぱり休む期間(1年4ヶ月)が必要だったんだけど、何も出来ない時間がやっぱりあったので、辛かったです

LB#59南(済4)
ー4年間を終えて率直な感想は
嬉しいです。解放された感じで

ー4年間の中で辛かったことと楽しかったことどちらの方が記憶に残っているか
辛かったことです

ーその中でも同期との励ましあったりとかは
今日の最終戦で同期と試合出れたことがやっぱり嬉しかった

ー今日の試合を振り返って、自分のプレーに点数つけるとしたら?
100点満点中10点ぐらい。前半はもう1人のやつとローテーションで回ってて自分の時は結構シリーズ交代してたんですけど、すぐ自分の時は止まっちゃって、すぐ交代になったので全然出てなかったのでまぁ前半はつまんない試合だったかな。その分止まってたのかな

ー4年間で同期の絆は深まった
同期だけじゃなく後輩とも仲良くなれた。同じポジション同士とか同じディフェンスとかで支え合うっていうか、いい思い出になったな

ー4年間を終えて後輩たちに残したいこと
引退してから思うことは本当にあっという間っていうことなんで、ほんと1日1日を後悔せずに過ごして行って欲しいな

ー自分にとってアメフトは
楽しいものです、なんかやりたくなるものですね。

OL#68伊藤(済4)
ー4年間を振り返って
伊藤

4年間毎日が充実していてアメフトを始めて本当に良かったです。また多くの人に支えられてここまで来れました。ありがとうごさまいました。

OL#70坂根(コ4)
ー今の率直な気持ち
実感なくて、普通に試合終わってハドルしてまた来年も頑張ろうと思いました。実感ないっす。(ー前日とかも緊張とかはなかったか)それはありましたよ。死ぬほど明日が最後かとか。全部出し切ろうとか。明日は頭からガンガン行こうとか一切躊躇しないようにやろうと思いました

ー前日にどんな準備をしましたか
めっちゃ筋トレしました。(前日に筋トレして大丈夫か)筋肉痛があると力が出るんですよ。なんなら朝も筋トレしてきました。血流を回すと調子が良くなる。膝を怪我しているので血流を回してやると体が軽くなることに気づいてむしろ筋トレしてます。(ーその怪我はいつから)早稲田戦からです。その試合の終わりの方にやったんですけど、家に帰って寝たら治りました。初めての怪我でした

ーこれまでにスポーツは
野球をやってました。(ーなぜアメフトを)それ就活でも聞かれたんすけど、そもそも野球始めた時に立てた目標が代打で出て活躍できればいいなっていう低い目標だったんですよ。それが最後の大会代打で出てヒット打てて叶ったんですよ。もし仮に日本一とかを目指していたら達成できたんじゃね?っていう風に思って、大学で日本一を目指している部活を探したらアメフトでした。単純に人をぶっ飛ばしたくて。(ーラグビーじゃダメだったか)ラグビーはその年2部に降格していて。迷ったんですけど、未経験で始めるならアメフトがいいよと言われたので。(ー相撲は)相撲の魅力を大学入ってから知って、めちゃくちゃやりたいっす。(ーもし、今戻れるなら)アメフトやるにしてもOLはやってない。本当はRBかDLをやりたかった。(ーコーチとかに言っても変われないのか)それ言ったんすけど、そもそも人数少ないし、この人数不足の中でそんなことするのかって言われて。でも、結局両面やってます。夏の終わりくらいにDLやらないかと言われて。

ー今までの引退と比べて
後輩のことが気がかりで。今年日本一取れなかったので日本一を取れるような環境にして去るのが責任かなと。野球引退した時は解放されたとかやりきったって感じだったんですけど、今は後輩に何か残せたかなとかそういう気持ちです。

ー試合後みんなと何を話したか
話というより、ジェスチャー。握手だけで伝わってくる感じ。(ー思い出の振り返りとかはしなかったか)昔を振り返るみたいなのは死ぬほど1週間前ずっとやってました。いざ終わると出てこない。

ー1番苦しかった話は
3年の最終戦が日体だったんですけど、その前に2週間期間があって、自分がセンターやっててその替えがいないっていう状況で、124プレー2週間ずっと自分がやってました。雨の日とかもやって、死にたいみたいな。思い出したくない。2年の時にアサイメント(役割)がなんにもわからない中試合出されてミーティングでボロクソに言われて、コーチとかにもお前のせいで負けたとか言われたりとか。しんどかったです。

ー嬉しいかった話
4年になってポジションの輪が一気に深まった時があってそれは楽しかったっていうかやってて良かった。(ー何きっかけ)なんか知らないすけどふっと仲良くなった

ー今後は続けるか
続けないです

ー後輩に言うことは
軽い怪我とかでアウトしちゃう人が多いので、怪我しても逆に下半身に意識が集中していいタックルができたりとか。なんて言うんだろう。いいように捉えてほしい。例えば腰が痛い時は受信低くしようとか。怪我でもいいように捉えてほしい

WR#81伊勢(済4)
ー4年間を振り返って
自分の人生と同じくアメフトでも苦しいことや楽しいことが多くて部活のみんなに感謝しています。自分の青春に悔いは全くないです

DL#99原崎(法4)
ー4年生として、チームに何を残せた
自分そんなうまいプレーヤーではなくて、誰かに何かを残そうとして残せるようなプレーヤーではないと思うので、全力でプレーして。未経験で始めたところもあるので、未経験な今の下級生に勇気を与えられたら良いなと思って、全力で楽しむことを目標に頑張りました

ー満足いく4年間
全然もっとできたとも思うし、もっとやりたかったなという部分はあるんですけど。未経験から最後1本目で出られて、ここまでDFを引っ張ることはできなかったと思うんですけど、DFの要として、DLとしてプレーできてよかったかなと思います

ーアメフトから学んだこと
楽しむということかな。楽しむというか、11人が11人全員スーパースターではなくて。俺みたいな人もいるし、例えば森上みたいな凄いプレーヤーもいるし。そういう部分で1人1人が支えてあっているから、色々なチームメイトに支えられて、自分1人でやってるわけではないから、DFの10人の色々な人に支えられてここまで来れたかなと思います

MG名古屋(済4)
ー森上さんが試合前、チームに何かを残すと言うようなことを言っていた
楽しくフットボールをしてほしいなと言うのはスタッフとして思っていて、スタッフでは1〜4年生で協力して皆で全部乗り越えて、と思っていました

ー後輩にこれから期待すること
何も心配とかしてなくて。4年よりしっかりしている子達だったので、心配ないんですけど。結局、シビアな結果になると、もっと上を狙っていたのにできなかったと言うところがあるので。毎年かもしれないですが、上の順位をもっとどんどん諦めずに皆で狙って行って欲しいなと思います

ー大学4年間で得たもの
Rushersは先輩も後輩もクローズな関係な部分もあるんですけど、皆が皆、家族よりも家族な気持ちでいますし、過去にもこれからも絶対ないだろうなという関係を築けたかなと思います

MG澤井(社4)
ー今日で引退、今の気持ちは
やり切ったな、という気持ちで。もちろん悲しいという気持ちもあるのですが、全部出し切れた気がします

ーそれは今日勝ったから
勝てたことと、4年間続けてきて何も悔いはないので、やり切ったかなと思います

ーどんな4年間だった?
辛いことが8割、嬉しいことが2割の4年間でした。でもその2割がすごく本当に嬉しいことで。だから勝った時も、私はマネージャーなので私がプレーして勝ったわけではないけれど、選手が勝ったことがものすごく嬉しかったりして。もちろん辛いこともあったけど、満足です。満足な4年間です

ーマネージャーとしてどんなことを意識してきた
うーん、難しい…。2つ意識していることがあって、ひとつは周りを気にかけるということで、常に周りをよく見て動けるようなマネージャーであることを意識していたのと、もうひとつはOB会とか父母会とか周りのラッシャーズを支えてくれる人たちを大事にするということを意識していました

ー後輩へのメッセージ
マネージャーの後輩に対しては、来年一個下が1人しかいないからみんなで協力していいチームを作ってほしいというのと、チームに対してはやっぱり今年は日本一を目指してやっていてでも結果4位で終わってしまったので、日本一というのは目指して叶えてほしいなって思います

MG小松(コ4)

ー今日で引退、今の気持ちは
勝てて終われたのが一番嬉しかったというのと、スタッフも選手も頼れる後輩がいっぱいいるので、すごく晴れて気持ちよく引退できます

ー4年間振り返ってどうだったか
私は編入で2年間しかラッシャーズに関わることができなかったのですが、すごく濃い時間で、家にいるよりも富士見で過ごした時間がすごく長かったと思うのですが、すごくすごく充実して、最高の同期にも最高の後輩にも、なんなら卒業した先輩にも恵まれたので、一生こんな経験はできないなって思っています

ーラッシャーズのマネージャーをやろうと思ったのはなぜ
2個上に兄がいたというのもあるのですが、アメフトという大学からでしか始められないスポーツに興味を持って。あとは3年から入ったのでほかの体育会が受け入れてくれない中で、アメリカンフットボール部はいいよいいよとウエルカムだったので、馴染めるだろうなと思って決めました

ーマネージャーとして意識してきたこと
選手に信頼されている人になっていたいというのはあって、マネージャーもトレーナーも選手は以外とよく見ていて、ちょっとした行動が選手の気分を損ねたりすることもあるので、選手に信頼されるようなマネージャーになろうとは意識していました

ー後輩へメッセージ
今年はAll Inというスローガンで、チーム一丸となってやってきて、でもチームとしては3勝3負という微妙な形で終わってしまったことが悔しいのですが、この悔しさを来年は糧に来年は優勝してぜひ甲子園に行ってほしいと思います

TR服部(コ4)

ー今日で引退、今の気持ち
正直最終戦という気持ちは全くなくて、勝てて本当にほっとしているのと、来週からまた火曜にグラウンドに行っていそうな自分がいる。でも最後の挨拶をしたときに、本当に多くの人たちに支えられたのと、リスポの方々も4年生とかいらっしゃってそういう人たちのことを考えると本当にいろんな人に支えられて引退という日を迎えて、選手にも両親にもコーチにもリスポの方々にも応援団の方々にも感謝を伝えたいです

ー4年間振り返ってみて
本当にいろんなことがあって、スタッフとしてどう貢献するかとか主将の森上から存在感とすごく言われて、最初から自分の存在意義って何だろうとすごく考えてきて、4年になるまで答えというのは見つかっていないのですが、自分ができることをいろんな人と共有して、選手と同じ立場でものごとを考えることが大切だと思って、4年間…そうですね、短かったようで長くてすごく濃かったなと思います

ー意識してきたこと
周りを思いやることを大事に、自分のことを優先するという考えを持っているとトレーナーとかマネージャーは回らないと思っていて、一番はやっぱり選手のことを考えて

ー後輩へのメッセージ
本当に感謝しかないです。後輩がいたからこの4年間やってこれて、私は頼りなかったのですがそれでもいろいろ聞いてくれたり頼りにしてくれた後輩もいるので、後輩は後輩で自分たちらしく引退を迎えてほしいので、残り最後まで思い切りアメフトを楽しんでほしいです。

今季掲げていた「日本一」の目標には及ばなかったが、森上Rushersは目標に向け我武者羅にアメフトに取り組む姿勢を後輩たちにしっかり示した。来年こそ、TOP8で頂点を取り、甲子園で躍動する彼らの姿があるだろう。

(取材・川村健裕、三平敬太、森下友紀子、山田裕人、齋藤まな、玉真拓雄、西山京香、林朋花、川合 晟生、澤部衛、三浦萌、渡邊大樹/編集・玉真拓雄)

 

 

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