【アメリカンフットボール部】創部90周年記念祝賀会

2月24日、ホテルメトロポリタン・池袋にて創部90周年記念祝賀会が行われた。式典にはOB・OGをはじめとする総勢450名の学校関係者が出席。またシークレットゲストとして立教大学出身の古館伊知郎さんが登場した。

1934年に当時の立教大学教授ポール・ラッシュ博士によって創部されたRushers。日本におけるアメリカンフットボールのルーツ校として、輝かしい歴史を築いてきた。昨年の秋季リーグでは関東TOP8で5勝1敗と圧倒的な強さを発揮し、10年ぶりの2位に。90周年の節目を迎えた今シーズンでの甲子園ボウル出場に向け、選手たちへ激励の言葉を送った。

新主将の金子(法3)

旧主将・猪俣(済4)から主将を引き継いだ金子は、感謝の言葉を述べるとともに今シーズンの意気込みを力強く語った。さらには、新ユニフォームをお披露目。左胸には「90」のマークが白字で掲げられている。春季オープン戦まで残り2か月。昨年成し遂げることができなかった日本一へと、新ユニフォームで一気に駆け上がる。

コメント

「本日は皆様と90周年を祝えることを大変うれしく思います。今年はチームの軸として成長を楽しむということを掲げております。ここでいう楽しいとは上辺の楽しいではなく、本気の先にある楽しいというものを追求して1年間尽力して参ります。昨年成し遂げることができなかった日本一を今年は必ず成し遂げますので、1年間応援のほどよろしくお願いいたします。」

新ユニフォームを着用し、登壇した選手たち

応援団による演舞が行われ、選手たちに熱いエールを送った

閉会の挨拶を述べる伊藤雅敏OB・OG会長

閉会の挨拶を行った伊藤雅敏OB・OG会長は「今年こそ甲子園ボウルに皆さんで行きましょう。そしてここでまた祝賀会を開催しましょう。」と選手たちを鼓舞した。90年にわたって紡がれてきたアメリカンフットボール部の歴史。「今までの先輩方が築き上げてきたものを守りつつ、守るだけではなくて新たな1ページを作りたい」と主将・金子は語った。創部から受け継がれている理念・「Do your best, and it must be first class (最善を尽くせ、しかも一流であれ)」を胸にRushersの新たな挑戦が始まる。

インタビュー

旧主将・猪俣賢祐

―90周年を迎えて

ルーツ校としてのプライドや伝統、誇りをすごく感じていて、今回改めて90周年として節目の年を迎えるときに自分がRushersとしていれたことがとても嬉しいです。

―昨シーズン2位を振り返って

すごく悔しいシーズンでした。あと1勝というところで残り3点差だったりと、そこの差を詰めきれなかったのは自分の責任だと思うのでチームのみんなに申し訳ない気持ちがあります。昨年勝てなかった分、90周年を迎えた今年のシーズンで後輩たちに自分たちの想いを託したいです。やりきってくれると思うので期待したいです!

―新チームの印象

みんな結構真面目で向上心が強くて、伸びしろしか感じない代だと思っています。これからもどんどん強くなっていくし、チームが成長していくなかで変わらずにRushersの良さを一番出せるチームだと思います。来年のシーズンの方がもっと強くなったRushersが見られると思って期待しています。

―後輩たちへのメッセージ

昨シーズンを悔しい思いで終わったからこそ自分たちの思いを受け継ぎ、先輩たちからの気持ちも感じてもらいたい。けれど、そんなプレッシャーに思うことなく、自分たちの信念を貫いて56年振りの日本一を達成して欲しいと思います。

 

新主将・金子湧

―90周年を迎えて

自分は大学から立教に入ったが、90周年という長い歴史の中で今までの先輩方が築き上げてきたものを守りつつ、守るだけじゃなくて新たな1ページを作りたいです。

―新チームの印象

成長を楽しむということを軸として掲げています。成長を楽しむということを軸に日本一を目指したいです。

―新チームの強み

先輩後輩に厚い壁がなく、Rushers Familyとして仲良く、アメフトを楽しんでいるのが強みです。

―今シーズンの目標

今シーズンは日本一を取ります!

―最後にひとこと

ぜひ試合会場に足を運んでもらってアメフトの魅力を知ってもらえればと思います。

(2月24日 取材・鈴木麻里奈、花井遥/編集・鈴木麻里奈)

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