【ハンドボール部】国士大に完敗。秋リーグのリベンジならず

 

◆2023年度 関東学生春季リーグ戦◆

5月20日 立大26ー36国士大 立教大学新座キャンパス 

リーグ戦も佳境に差し掛かり、激しさを増している。1部リーグ残留へ向けなんとか勝ち点がほしい立大はホームで国士大と対戦した。

試合を先攻したのは立大。相手のミスもあり、左サイドから素早く敵陣へ切り込んだ松川(コ3)が先制点をあげる。その後も青木(コ2)、江幡(観4)を中心に得点を重ね、お互いに一点を取り合う展開が続く。しかし前半11分に連続失点を許すと徐々に差を広げられ、5点差で前半を折り返す。

ディフェンスを掻い潜りシュートを放つ大久保(営3)

後半巻き返したい立大はまたも松川のサイドシュートで先攻。しかしすぐさま相手も反撃に転じ、ペースをつかめない。しかし後半開始から12分で立大は7メートルスローを獲得。これを江幡が冷静に決め、ペースを取り戻すと思われたが、体格差を突かれた強烈なシュートがゴールネットに突き刺さる。さらに点差は開き、立大はたまらずタイムアウトを切った。しかしその後もうまく攻めきれない場面が続く。後半試合終盤青木(コ2)が連続得点を決める場面もあったが反撃及ばず10点差にて試合終了となった。

サイドシュートを放つ江幡

春季リーグは残すところ法大のみとなった。「今回がかなり悪い展開だったので、しっかり切り替えて次戦は立教らしさを体現できる試合にしたい」。主将三谷(営4)は来週の最終戦に向け覚悟を口にした。。残る1試合は立大の武器を最大限に活かした試合を期待したい。

(5月28日・花井遥)

コメント

主将・三谷選手

ー試合を振り返って
前半の立ち上がりは良かったが、立教らしいプレーができなくなった時にずるずると持ってかれるシーンが後半まで続いた。やりたいことができなくなった時の対処というところで立教の弱さが出た試合だった。

ーどんな狙いを持って試合に入ったか
相手のキーとなるプレーヤーがデカくて上から打ってくるプレーヤーが多かったので1人に1人に対する対策はした。オフェンスは前に出てくるオフェンスに対してクロスであったりオフェンスの部分の工夫した。

ー以前から上からのシュートに対するディフェンスが課題だと言っていたが、対策は日頃どのようなことを
とにかくまずは高く当たること。利き手側はシュート力ある選手が強いのでとにかく利き手と逆側に抜かせてシュート力を少しでも小さくすることを意識した。

ー前半序盤について
最初から速攻でガンガン行こうっていう意識はあった。ディフェンスからの速攻が決まった点がよかった。

ー後半は押し込まれていたが
速攻ができなかった。その原因としてディフェンスが全然機能せず上から撃たれしまい、自分らのペースに持っていけなかったのが良くなかった。速攻含め自分達がやりたいこと・準備してきたことができなかった。

ー今日の課題と反省点
立教らしさであるディフェンスからの速攻ができなかった。次戦の対戦相手である法政のオフェンスを研究して、次戦の試合ではしっかり守って速攻まで繋げることをしていきたい。

ー次戦に向けて
今回がかなり悪い展開だったので、まず全体で切り替えて、立教らしさを体現できる最後の試合にしたい。

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