【ラグビー部】関東大学対抗戦今季初白星!フォワード陣の好プレー光り快勝

◆2022年度関東大学対抗戦Aグループ◆

11月5日 対日体大 熊谷ラグビー場Bグラウンド

後半に突入した関東大学対抗戦。迎えた相手は昨年度無念の敗戦を喫した相手・  日体大。先制点を許すもフォワード陣のスピードのある攻撃で着実に点を獲得し、快勝を果たした。

果敢に前に攻める庄司(済4=仙台第一)

立大のキックオフから試合スタート。開始早々自陣ゴール手前で相手ボールでのスクラムを獲得される。そのままトライされ、先制点を許した。昨年も先制点を日体大に許し、そのまま敗戦を喫した立大。いきなり不穏な空気が流れるも選手たちは冷静だった。ここから立大の鍛え抜かれた猛攻が始まる。前半11分、相手側のペナルティによって敵陣ゴール間際での立大ボールからのラインアウト。そのままモールで押し込み、二木(観3=立教新座)がトライを決めた。安藤(観4=京都成章)のコンバージョンキックも確実に決まり、7-5と逆転する。フォワードの強化に特に力を入れた今季。続く前半18分には八代(観2=京都成章)もトライ。ここからわずか3分後、敵陣ゴール間際で手塚(コ3=足立学園)が相手ボールを奪い、紀伊(営4=桐蔭学園)が前の空いたスペースへ駆け込んだ。21―5と更に点差を広げていくこととなる。その後も中(観2=桐蔭学園)がロングパスで一気に陣地を回復させ、天羽(コ3=桐蔭学園)の巧みな足さばきでそのままトライ。前半37分に再度相手側に得点を許したものの、35-10でいずれも点差を大きくつけて前半を終えた。

コンバージョンキックをする安藤

このまま点差を広げたい立大。後半開始直後から猛攻を仕掛ける。後半5分、フォワード陣のセットプレーがここでも光った。モールを形成しながら一枚岩となってトライを決める。13分には相手側のペナルティにより敵陣ゴールライン手前でラインアウトを獲得。ここでもモールを組んで三村(コ2=東海大大阪暁星)がボールを押し込んだ。強烈なタックルで相手に一瞬の隙も与えず、意地を見せ続ける立大。30分にも安藤から天羽へとパスが繋がる。そこから伊藤(社2=桐蔭学園)、庄司へと確実にボールが繋がり、トライ。ここでも安藤が確実にコンバージョンキックを決め、54-10と順調に点差を広げていく。試合終了間際にも守(観4=立教新座)がトライを決め、相手側のペナルティによりに認定トライを獲得。63-10でノーサイドとなった。

ガッツポーズをする手塚と歓喜に沸くベンチの選手たち

今季対抗戦初の勝利を手にした立大。次戦は筑波大が立ちはだかる。1年間標的としてきた相手である筑波大、なんとしてでも勢いそのままに勝利を飾ってほしい。

(11月28日・髙橋凜)

コメント

紀伊選手

―試合を振り返っての率直な感想

まず一勝できたというところがうれしいというかホッとしたところです。全体を通してでいうと、ペナルティの部分で甘いところがあって相手に時間帯をあげてしまうところもあったので、そういったところは課題かなと思います。

 

―先制を許したが、そこからどうやって切り替えて逆転に持ち込みんだか

去年も前半いきなり先制されたということがあったのでチームの中では想定内でした。あまり焦ることなく、チームの中で切り替えることができたことがその後の逆転に繋がったかなという風に思います。

 

―前回の試合(早大戦)から今回の試合に向けて変えたところは

変えたところはあまり無くて自分たちが大事にしているところを続けてやっていき、そしてその精度をあげていくという感じでした。

 

―今日、プレイヤーオブザマッチに選ばれましたが、その時の率直な感想を教えてください

嬉しかったですが、キックオフの部分などで自分がミスをしてしまった部分があったので、運が良かったのかなという感じです。

 

―次戦に向けての意気込み

次の筑波は自分たちが一年間ターゲットにしてやってきたところなのでこの2週間をしっかりとフル活用して準備に抜かりなく相手の分析をしたり、自分たちの課題もクリアしていきながら絶対に勝って選手権にいけるように頑張ります。

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