得点が決まりハイタッチをする白築(左)と深澤(営3=駿台甲府)

【ハンドボール部】ただただ、悔しい。

◆関東学生秋季リーグ戦◆

10月2日 対慶大 駿河台大体育館


秋季リーグ戦も、残すはあと1試合。ここまで負けなしの立大。もちろん、この試合も勝利しか見えていなかった。先制点を許し、2点ビハインドで折り返す。後半、同点に追いつき、シーソーゲームとなるも試合終了のホイッスルと共に相手のシュートが決まり、2位で今季のリーグを終えることとなった。

得点が決まりハイタッチをする白築(左)と深澤(営3=駿台甲府)

得点が決まりハイタッチをする白築(左)と深澤(営3=駿台甲府)

最終戦の相手は慶大だ。慶大との練習試合では、立大が何度も勝利している。前半、3点の先制点を許し、相手のペースに飲まれる。今季、活躍を見せた白築(営4=法制二)を中心に果敢に攻めるも、相手のGKに阻まれることが多かった。さらに、反則により立大の選手が続々と退場になる場面も多くみられた。なかなか、立大のペースを掴めない中、2点差で前半を終える。

シュートが決まり、ガッツポーズをする選手たち

シュートが決まり、ガッツポーズをする選手たち

ピンチの場面も多かった中、2点差で抑えられたことをポジティブに捉え、迎えた後半。開始早々に3点の先制点を決め、逆転した。立大が流れを掴んだと思われたが、その後、相手に4点を許し逆転される。また立大が3点を返し、取っては取り返されるシーソーゲームとなった。残り2分半、立大が追加点を獲得し、同点。このまま引き分けで終了するかと思われた。しかし、試合終了1秒前、相手のシュートが決まり、慶大の優勝が決まった。
2位で秋季リーグを終えた立教。「詰めの甘さが最後の最後に出た。」主将・角田(営4=法政二)の顔には悔しさが滲んでいた。今月末には入れ替え戦、来月にはインカレが控えており、4年生はインカレで引退となる。今日の悔しさを胸に、気持ちを切り替えて残る2大会に臨む。

(10月5日 松下ひまり)

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