【準硬式野球部】乱打戦で立大打線が大爆発!明大2戦目は白星獲得!

◆2023年度東京六大学準硬式野球春季リーグ戦◆

51日 対明大 東伏見グラウンド

1戦目は両校拮抗した展開となり、迎えた対明大2戦目。ロースコアのゲームとなった1戦目とは異なり、この日は乱打戦となる。立大打線は2桁安打を記録する活躍を果たし、明大との接戦を制した。 

大学デビュー戦を飾った三浦(ス1)

1回表、先発のマウンドに立ったのは上岡(社3)。立大投手陣の要として腕を振るってきた上岡だったが、この日の登板は調子が上がらない。2死から二者連続で四球を出すと、後続打者にも二者連続で中前適時打を放たれる。初回から2失点を喫し、0-2と追いかける展開となった。
上岡は2回でマウンドを降り、3回からはルーキー・三浦が大学デビュー戦を飾る。先頭打者に四球を出すも、続く打者を三振に仕留めた。しかし、後続打者に連続安打を放たれ、追加で2点を献上する。立大は0-4と明大に大きく突き放され、3回裏の攻撃へと向かった。   

ボールを見据える伊藤碧(済4)

3回裏、4点差を追いかける展開となったが、立大打線が牙をむく。先頭打者の陶山(コ3)が単打を放つと、藤井達(社4)が左安打、森川(営3)が遊安打を放ち無死満塁の大チャンスを作る。ここでバッターは、今季初スタメンを迎えた小林(観3)だ。「チャンスで回ってきたので得点することを意識した」。打球をレフト方向に引っ張り左前適時二塁打を放つ。2得点を入れ、2-4とした。なおも一死ニ、三塁で伊藤碧が中前適時打で1点を返すと、さらに盗塁で一死一、三塁にする。ここで打者は樋口(社3)を迎え、犠打で同点に追いつく。そして続く藤井蒼(観3)が中前適時打を放ち逆転に成功。立大はこの回一挙5得点を挙げ、試合をひっくり返した。

4回からは谷詰(コ2)が登板した。二者連続で安打を放たれると、犠打やゴロ間に2点を追加される。6-5とまたも明大を追いかける展開となる。
しかし4回裏、先頭打者の陶山が安打で出塁すると、立大の4番・藤井達が起死回生の左越本塁打を叩き込み勝ち越しに成功。7-6と再び勝ち越しを果たした。谷詰は8回まで無失点に抑え、9回には新保(観2)が登板。2死二、三塁の窮地に陥るも最終打者を三振に仕留め、明大打線を封じ込めた。投打がかみ合い、明大2戦目では白星を飾った立大。明大カードを制すべく、総力戦で3戦目へと臨む。

(5月12日・平岡薫奈)

◆コメント◆

藤井達選手

-今試合の目標は

昨日の1戦目で勝ち切ることができなかったので、チームとしてはしっかり勝ち切るところを目標にしていて。自分としては一昨日7回、2死満塁で見逃し三振しちゃったので今日はチームを勝利に連れて行けるようなバッティングをしようと思いました。

-試合を振り返って

最初先制されて4点差付けられて今回も厳しいかなと思ったのですが、5点返した回の先頭陶山が出たってところが大きなターニングポイントだったと思います。

-自身のコンディションは

今リーグ期待されている中であまり結果を残せていないというところで、体は全然元気なのですが調子があまり良くないというところでみんなに申し訳ないなという気持ちでいたのですが、今日はヒットを打てて良かったです。

-明大3戦目への意気込み

まだ勝ち点を取ることができていないので、しっかり勝ち切って勝ち点取りたいと思います。

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