【テニス部男子】躍進遂げた角田・時岡ペア。健闘するも準決勝敗退。

◆2023年度関東学生テニストーナメント大会本戦◆

5月6日 有明テニスの森公園 

初夏の日差しが照り付ける中行われた6日目の競技。角田(営3)・時岡(社2)ペアが、決勝の大舞台進出をかけ、準決勝に臨んだ。

序盤は終始劣勢な試合展開に。強烈なサーブに対して、なかなかリターンをすることができず苦しい局面が続く。要所で好返球をみせ反撃を試みるが2-6で第1セットを落とした。
そして迎えた第2セット。角田のキレのあるストロークでポイントを重ね、ファーストゲームの奪取に成功する。さらに時岡もラインぎりぎりのパッシングショットを決めるなど、試合の流れを引き寄せた。その後も着実にサービスゲームをキープし、スコアは4―3となる。しかし相手は昨年の学生チャンピオン。順調かと思われた状況だったが、ひとたびブレイクを許すと、それ以降はゲームを獲得することができずに4―6で試合終了となった。
ベスト4で敗退することになったが、半世紀ぶりの快挙を成し遂げた角田・時岡ペア。「今後もチャレンジャー精神でいきたいと思います」。さらなる高みを目指す彼らの活躍に目が離せない。

(5月11日・関根拓人)

力強いストロークをみせる時岡

ガッツポーズをする角田(写真右)・時岡ペア

サーブを放つ角田

 

♦コメント♦

角田・時岡ペア

―どのような心境で試合に臨んだか

(時岡)相手は去年の全国チャンピオンということで当たって砕けろの精神で、とにかく楽しんでやろうと思っていました。

(角田)やはり相手が強いということで、チャレンジャー精神で、試合の中で相手からま投げるものとかがあったら取り入れていきないと思っていました。

―試合の率直な感想

(時岡)出だしは良くなかったですけど、だんだんセカンドセットに入っていくにつれて、こっちの状態も上がっていきました。その中で相手のサーブがすごく強くて、リターンゲームをどう戦っていくかとか、サーブゲームもファースト入れてしっかりキープしていこうという感じで、やれることはやれたと思います。

(角田)全国チャンピオンに対して、正直ぼこぼこにされると思っていましたが、サービスはキープできるし、戦えるレベルまでには来たのかなと思います。

―試合のよかった点

(時岡)全体的にだんだん後半が良くなってきて、サーブゲームは特に相手のリターンミスも誘ったり、こっちがフォアで打ち抜いたりすることもあったので、サーブゲームは結構よかったと思います。

(角田)サーブゲームが良くなってきた部分と、リターンゲームでラリーが始まったときに自分たちのストロークがしっかりと低いところに打てたところがよかったと思います。

―改善点は

(時岡)今日は出だしが良くなかったので、今後は初めからいきたいことと、相手の速いサーブに対してしっかりとリターンしていければいいと思います。

(角田)サービスゲームのときのボレーの決定率だったり対応だったりをもう少しあげていきたいと思います。

―今後の意気込み

(時岡)今回はベスト4まで上がってこられて、たぶんインカレも結構いいところから始められると思うので、全国でもしっかりと頑張りたいと思います。

(角田)今大会はチャレンジ精神を意識してやってきたので、もしインカレでシードになったとしてもその精神を忘れずに戦っていきたいと思います。

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