【男子ラクロス部】加藤世代始動!今年のスローガンは「Joker」

♦Aチームトレーニングマッチ 対中大♦

2月24日 中大・多摩キャンパス

2月24日、中大・多摩キャンパスにてAチームトレーニングマッチが行われた。4年生が引退して加藤(社3)が主将に就任し、新体制で迎えた今試合。3月22日開幕の六大学戦へ向けて、チームの課題点を見つけるためのゲームとなった。

プレッシャーをかける林(営3)

第1Q、序盤から中大がボールを持ち、SAINTSはなかなか攻撃の糸口を見つけることができず。相手チームのボールポゼッション率が9割程度を占める中、開始7分に中大が先制点を得点。そのまま試合は0-1で第2Qへ突入した。
第2Q、前半6分半に中大に追加点を許すと、ここで両チームタイムアウトを取った。グラウンドに集まって話し合う選手たち。タイムアウトを終えると、SAINTSのプレーに変化が生まれた。♯7ゴーリーの長島(法3)が中大のショットをセーブすると、♯44林(営3)も相手OFへの強気なプレッシャーで得点を許さず。そのまま前半戦は0-2で折り返した。

主将に就任した加藤

試合の流れを変えたい後半戦。♯99大門(社3)や、途中交代で入った♯26小佐野(観3)らのOF陣が積極的にシュートを打つものの、相手ゴールのネットを揺らすことができなかった。第3Q、第4Qで中大に5点を決められ、試合は0-7で終了した。
「細かいところで中大との差が出てしまった」。主将の加藤は、OF面でのショットの精度の不安定さでⅮF面での連携不足を課題点にあげて試合を振り返った。今年のスローガンは「Joker」。「選手1人1人が切り札になること」、「観客を楽しませるエンターテイナー」という2つの意味合いを込めて掲げられた。今冬から新たなスタートを切った加藤世代。「Joker」としてラクロス界に新たな風を吹かせる姿に注目が集まる。

(2月28日・平岡薫奈)

♦コメント♦
加藤主将
-試合を振り返って
毎試合ごとにテーマを持ってやっていて、今回は練習試合の中でもプラクティスゲームとパフォーマンスゲームというのにわけていて。プラクティスはけっこう各々がいろんなことに挑戦して練習するという感じだったので、一応自分たちが定めたテーマである「挑戦」は達成できたのですが、やっぱり球際のところとか、小さい1つ1つのところで中央大さんとの差が出てきていたので、そこがちょっと顕著に出たのかなと思っています。

-今日定めた目標とは
DFとOFで分かれてやっていたのですが、DFはまず相手のOFに対しての押し上げをしっかりして、相手にあまり考える時間を与えないというふうにやっていたのと、OFはまず1OF1ショットっていってとりあえずショットまで持っていくことで、ショット本数が増えれば次第に得点の確率が上がっていくので、その2つを定めていた感じになります。

-今日出た課題は
OFの面でいうとショットを打ち切るところとか、自己解決能力のところがまだやっぱり低かったので対人能力を上げて、1人1人が組織面で崩せなかった時に打開する能力があればそこが1つの起点になるのかなとOFは思っていて。DF面はコミュニケーション能力のところがあまり良くなかったので、もうちょっと試合中話すとか休憩、ブレイクがあるので、そこの時にもうちょっと突き詰められればいいかなと思っています。

-主将としての意気込み
今年も学生日本一を目指している中で、その中で1番意識していることは自分たちが日本一を取った時に代々SAINTSに入っていたOBOGの方とか、関わってくれているスポンサーの方とか全員が誇りに思ってくれるところで日本一をとりたいっていうのと、組織面では2-6-2というのを定めていて、上の2が働きアリで下の2があまり働かないアリって考えると、やっぱり真ん中の6の中間層が1番強い組織になれれば次第と日本一に近づくのかなと思っているので、そこの意識作りはしています。

-今年度のスローガン「Joker」に込めた意味とは
Jokerは受け方次第でいろんな感情があると思うのですが、まず「Joker」を定めたことで1人1人が切り札になるところをテーマにしていて、プレーヤーだけではなくてスタッフも活躍できる場所や、最悪プレーヤーではなくてもプロジェクトで活躍する場面が設けられているので1人1人が切り札になれるというところは意識しています。あとは自分たちの代がそうなのですが人を楽しませるラクロスをして、それを観にきてくださったみなさんが楽しんでくれるようなラクロスをしたいので、エンターテイメント枠としても「Joker」として定めさせていただきました。

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