【サッカー部】2部参入戦開幕!快勝で幸先の良いスタートを切った

 

◆関東大学サッカーリーグ[2部]参入戦◆

10月29日 中央学大つくし野グラウンド 対中央学大

 昨季は城西大に敗れ、都リーグへ悲劇の降格となった立大。悔しさを胸に今季都リーグを2位で終え、見事関東2部参入戦への挑戦権を獲得した。そして、絶対に負けられない戦いが10月29日、ついに幕を開けた。初戦で対峙したのは、千葉県大学サッカーリーグで優勝を果たした強敵、中央学大だ。

前半から主導権を握ったのは立大。全員でハイプレスを仕掛け、相手にボールを保持させない。序盤から多くのチャンスを作り出す中、試合が動いたのは10分。CKのチャンスを迎えると、うまく相手を剥がした関口理(済3)が吉田圭(現2)のクロスを頭で合わせ、先制。幸先の良いスタートを切った。このまま勢いに乗りたい立大であったが、その後は相手にボールを支配される時間帯が続く。しかし、村田(済4)の安定したゴールキーピング、ディフェンス陣の体を張ったプレーで決定的なチャンスを作らせない。苦しい時間を乗り切り、再びペースをつかみ始めた。そして30分、小林慶(営2)がボール奪取し、左サイドの吉田奨(文3)にボールを展開。持ち前の鋭いドリブルで相手を剥がすと、マイナスのグラウンダーのクロスをあげた。これに副将・岡(営4)がダイレクトで合わせゴール右隅へ強烈なシュートを叩き込む。「いい時間で得点を重ねることができた(岡)」リードを保ったまま試合を折り返した。

先制点を挙げた関口理(22番=写真左)

後半に入っても立大は攻撃の手を緩めない。47分、51分と立て続けに敵陣エリア内に侵入し、チャンスを創出。果敢に3点目を狙い続けた。また、庄司や山下貴(文3)など、オフェンス陣の献身的なプレスも光る。素早いプレスでボールを奪取し続け、相手にボールを持たせなかった。攻勢を強めていく中、試合を決定づける3点目が生まれたのは65分。吉田圭とのワンツーで庄司がゴール前に侵入するとそのままシュートを放つ。1度はGKにはじかれるも、素早くこぼれ球に反応。倒れ込みながらもしっかりと決めきった。その後も嵯峨(営1)を中心に落ち着いたパス回しで危なげなくプレスを回避。そして85分、右サイドを突破した鈴木崚(営3)のクロスに庄司がダイビングヘッドで合わせ、ダメ押しの4点目。終始相手を圧倒し快勝で初戦を終えた。

2得点の活躍を見せた庄司(写真左)と献身的なプレスが光った山下貴

中盤の要となった嵯峨

このゲームで主将・堀(異4)に代わりゲームキャプテンを務めた岡は「想定通りの試合の入り方ができ、いい形で試合を運ぶことができた」と試合を振り返る。関東2部昇格に向けた戦いは始まったばかり。次戦で相対するは、都リーグで敗戦を喫した亜大だ。リベンジを果たし連勝を飾れるか。今戦の勢いをそのままに、彼らは突き進む。

(11月5日・熊谷光洋)

 

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