【陸上競技部】いざ箱根路へ！悲願の本選へ向け出場選手14人に直前インタビュー～３・４年生編②～

一昨年の28位から昨年は16位まで順位を上げ、大きな飛躍を見せた立大。今年はハードな夏合宿も乗り越え、全日本大学駅伝関東選考会でも結果を残した。55年ぶりの本選出場に向け磐石の構えを見せる。「立教箱根駅伝2024」事業の前倒しなるか。予選会直前の14人の選手にインタビューを行った。

忠内侑士（営３＝専修大松戸・千葉）

◆自己ベスト◆
5000㍍：14’14”33
10000㍍：29’34”78

◆インタビュー抜粋◆

―今のコンディション
今の状態としては上がってきている途中かなという感じです。予選会にうまく合わせられるような状態は作れるんじゃないかと思います。

―自身の走りの強み
自分の中で自分の力はここまでだとは決めないようにして、できるだけ先頭集団に食らいついてどこまで自分が行けるか試しながらチームのために走れるところを走りで体現したいなと。そのためにも積極的に攻める走りがここまで練習をやってきて総じて感じたことです。果敢に攻めるという姿勢が自分の強みと思っています。

―チームの雰囲気は
自分が感じているのは予選会に向けて全員の士気が高まっているというか、やっぱりここまで来たというか、力は自分たちでもわかるくらいついているから予選会を走って箱根駅伝に行きたいって言うのを何人からもそういう話を聞いていて、月日が経っていくごとにみんなモチベーションというか気持ちも上がってきてるなっていうのは感じていています。

―予選会での目標
これは予選会も含め、箱根本選も含めどちらもなんですけど、月日が経つごとに自分が思っていることで、個人的にものすごく金城さんを箱根で走らせたいんですよ。１年目のころからよくしていただいて、夏の１次合宿から同じ部屋で、入部体験とかでも話したり練習でも引っ張っていただいて、その方が最終学年で今年がラストイヤー、最後のチャンスというところで、合宿前のミーティングでも、金城さんが決意表明というか箱根に対しての思いを話していて、それがほんとに気持ちとして高ぶって、モチベーションが大きく上がった瞬間でもあって、ずっとお世話になっている先輩をほんとに箱根に連れていきたいです。もし予選会で出走が叶わなかったとしても、その時は出走したメンバーが箱根に連れて行って、そこで金城さんに坂を登っていただきたいです。

中山凜斗（コ３＝九州学院・熊本）

◆自己ベスト◆
5000㍍：14’12”12
10000㍍：28’50”52

◆インタビュー抜粋◆

―今のコンディション
走り込みでだいぶ体は追い込めていて、予選会に向けて疲労を抜いていけば良い状態でいけるかなと思っています。

―予選会に向けてチームの雰囲気
今回の合宿はポイントの消化率も良くて、チームの箱根に行きたい気持ちが高まっていると思うのであとはこれからチームの意識をどれだけ上げられるかだと思います。

―チーム内ではどういう役割
今のチームでは唯一箱根を経験しているので箱根の難しさだったりそういうところを知っている中でチームをレースに向けてどういう準備が必要かなどをアドバイスできる存在だと思います。

―自身の走りの強み
３年目になるのでレース慣れの部分でペースも踏んできて状況判断も周りに比べると上手くできるのかなっていうのと、キツくなってから粘れるところは強みだと思います。

―予選会での目標
自分の状況にもよるんですけどできるだけ前について昨年の斎藤（21年度卒）さんが日本人先頭集団で走っているのを見てそこで戦っていくべきだと思っています。

服部凱杏（営３＝佐久長聖・長野）

◆自己ベスト◆
5000㍍：14’01”48
10000㍍：29’22”88

◆インタビュー抜粋◆

―今のコンディション
順調に練習が積めているので良いと思います。

―昨年よりも良い状態か
去年よりかは調子が良いわけではないですが、去年は怪我をして不安定だったので今年は痛みとかが特にないという面では良いんじゃないかと思います。

―自身の走りの強み
無難なレースで終わらせないというか、どこか一つでも勝負に絡めることが強みだと思います。

―チーム内で意識する選手
関口ですね。やっぱり強いからですね。

―日本選手権はいかがでしたか
今年は世界選手権を狙っていたところはあったんですけど、日本選手権までうまく練習が積めなくて、それでも自分は走れると思っていたのでショックでした。

―予選会での目標
目標は箱根駅伝に出場したいというのが一番です。それはチームに限らず、チームがダメでも自分が出たいなと思います。（タイムなどは）日本人一桁で行きたいとは思っているんですけど行けるかと言われれば自信はないです。

（10月15日　編集・平岡薫奈／取材・木島昇大）