【水泳部】第98回日本学生選手権水泳競技大会3日目

8月30日に第98回日本学生選手権水泳競技大会3日目の競技が行われた。

学生最高峰の大会ということで、連日緊張感のあるレースが続く。選手たちの疲労も蓄積するなか、立大勢は1年生の活躍がひと際目立った。

800㍍自由形で力泳を見せた武田(コ1)

武田は今日の泳ぎを「自分の理想としているレースからはかけ離れた感じ」と振り返る。後半になっても止まらないキックが彼女の強みだ。しかし、前半から周りに大きく差をつけられた今回のレースでは、ラストスパートで粘りを見せるもその持ち味を存分に発揮することは出来なかった。1年生ながら「決勝に残ることが目標だった」と語る姿は頼もしく、今後立大水泳部を引っ張っていくだろう彼女に期待がかかる。

女子4×100㍍メドレーリレーでシーズンベストを更新した谷口(現1)

女子4×100㍍メドレーリレーではB決勝進出を目標にレースに挑んだが、出だしから良い波に乗り切れず結果は22位。惜しくもチーム目標を達成することは叶わなかった。しかし谷口がシーズンベストを更新するなど、個々では満足度の高いレースとなった。主将・千葉(社4)は「悔しい気持ちはあるが、みんなでB決勝に残ろうと言って士気を高めながらスタート台に乗れた」と気持ちの面でチームが1つになれたと振り返る。

男子4×100㍍メドレーリレーでバタフライを泳ぐ永藤(済2)

男子4×100㍍メドレーリレーでもB決勝に残り、2本泳ぐことを目標に掲げていた。一時、2泳釜田(法3)が組で4位まで順位を上げるも、後半徐々にその差を詰められ最後は7位でゴールした。全体では17位とB決勝まであと一歩届かず、野口(コ4)は「悔しさが残るんですけど、しっかり後輩に来年以降託すのと、あとは明日しっかり気持ちを切り替えて、明日に臨みたい」と振り返った。

(9月5日・伊藤七海)

コメント

女子800㍍自由形 武田選手(コ1)

―今日のレースを振り返って
今日は何が悪いとか言うよりは、良いところが1つもないみたいな、あまり自分の理想としているレースからはかけ離れた感じになってしまって

―自分の泳ぎの強み
強みとしてはキックが最後まで止まらないっていうところで、後半までキックを打てて持ち味だと思うんですけど、まだ体が出来上がっていないというか、周りと比べても小さい、筋肉が足りなくて、そこでパワーの面で負けてしまっているのかなっていうのは感じました。

―今後の目標
今年は不甲斐ない結果に終わってしまったので来年は800㍍自由形で決勝に残る、400㍍自由形ではタイムも順位も今以上にもっと仕上げていけたらいいな、と思います。

 

女子4×100㍍メドレーリレー2泳 谷口選手(現1)

ー今日のレースを振り返って
今日シーズンベストを出せたことは良かったです。反省点は、前半テンポを上げて突っ込むことは出来たんですけど、後半腕が動かなくなって失速してしまったので腕の強化をしていかないと、というのが反省点です。

 

女子4×100㍍メドレーリレー4泳 千葉選手(社4)

ー今日のレースを振り返って
良かった点はみんなでB決勝残ろうって言って士気を高めながらスタート台に乗れたということです。反省点は、後半がやっぱりどうしても伸びのない泳ぎになってしまうのでそこが反省点です。

 

男子4×100㍍メドレーリレー2泳 釜田選手(法3)

―レースを振り返って
良かった点で言えば、そこまで緊張し過ぎず楽しく泳ごうと思いながら泳いだので、気持ち的な部分ではマイナスなところはなかったので、良かった点かなと思います。ただ、タイムが前回の関東インカレよりも0.6秒くらい落としてしまったので、そこは反省点ではありますね。

 

男子4×100㍍メドレーリレー4泳 野口選手(現4)

―今日のレースを振り返って
今日のメドレーリレーは自分の中でも最後のメドレーリレーでしたし、このリレーでB決勝に残って点数を取ることがチーム目標を達成するためにも必要なことだったので、そういった点では悔しさが残るんですけど、しっかり後輩に来年以降託すのと、あとは明日しっかり気持ちを切り替えて、明日に臨みたいと思います。

―明日の意気込み
自分自身、人生最後のレースになるので、しっかりと悔いの残らないレースにするのはもちろんなんですけど、楽しんで最後は終わりたいなと思います。

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