【男子ラクロス部】注目のBリーグ第3戦!僅差で白星逃す

◆Bリーグ第3戦 対東大◆

8月2日 対東大 東大御殿下グラウンド  

真夏の太陽が照りつける中、Bリーグ第3戦が東大・御殿下グラウンドで開催された。第1戦の中大戦は7-4、第2戦の一橋大戦は9-3とまさに破竹の勢いで連勝中のSAINTS。リーグ内上位4校が戦うFINAL4への進出をかけて、負けられない第3戦の火蓋が切られた。

開始6分に得点を決めた♯23橋本暖(観2)

 

第1Q、最初のフェイスオフを相手に制され、序盤からゲームの主導権を握られてしまう。開始6分と9分に立て続けに得点を許し、0-2のビハインドの状態に陥った。ボールのポゼッション率も低く、なかなか攻撃の糸口をつかめない展開に。しかし、相手に先制点を許してもそのまま試合の流れを渡さないのが今年のSAINTSだ。残り4分、♯23橋本暖が流れるようなアシストから得点すると、続けて残り1分に♯58岩附(理3)が鋭いショットを決めて追加点を入れる。序盤に2得点を決められたものの、第1Qは2-2で終了。第1Qから緊迫したゲームとなったが同点のまま続く第2Qに突入した。

第2Qに勝ち越しの得点を入れた♯21大谷(社3)

 

第2Qでは、立大が積極的に攻撃を仕掛ける展開になった。軽快なパス回しで東大DFを翻弄すると、開始5分に♯21大谷が相手ゴーリーの隙をつき勝ち越しの3点目を得点。その後、終了間際に東大に得点を許し3-3で前半を折り返した。
迎えた第3Q。開始3分でBリーグ第2戦でも得点を決めた♯57吸坂(コ3)がゴールネットを揺らした。再び4-3と勝ち越しに成功した立大。このまま相手を突き放したいところだったが、残り1分に東大に4点目を追加されてしまう。両校の実力が拮抗し、試合は振り出しに戻った。

試合後に整列する選手たち


粘って勝利を収めたい最終第4Q。立大DFは積極的に声を出し息の合った連携プレーで守りを固めるが、開始6分に負け越しの5得点目を許してしまった。ラストには立て続けにショットを放つも相手ゴーリーに阻まれ、試合は4-5の1点差で惜敗を喫した。
「詰めが甘かった。ボールを落とした後の寄りや、ショットを最後に決めきれないなど、まだまだ改善点が多い」。試合終了後、Bチームのキャプテンを務める♯59三浦(現3)は悔しげに唇をかんだ。これでBリーグは2勝1敗の立大。今回、東大に敗れはしたものの、目標であるFINAL4進出の可能性は残っている。次の試合は毎年恒例の明立戦でもしのぎを削る明大との一戦だ。次戦も強敵相手で混戦が見込まれるが、勝利を見据えてSAINTSは突き進む。

(8月6日・平岡薫奈)

                         コメント
Bチームキャプテン#59三浦選手

ーBチームキャプテンとしてチーム状況は

去年まではBリーグで1勝もできなかったりしていたのですが、今年からだんだん勝てるようになっています。FINAL4にもう少しでいける展開だったので悔しさは残ります。オフェンスとディフェンスも今年はバランス良くみんな上手なので、全国やファイナルを狙っていけるチーム状況だと思います。

 

ー相手チームの印象は
東大はパス回しが上手くて、そこから攻めてくるスタイルなので、そこを警戒していました。うちのチームもパス回しでは負けていなくて、パスを落とした後のグラボとかボールを触る寄りとかが負けててというところが反省点です。

 

ーFINAL4、全国とは

AブロックとBブロック(各ブロック5チームずつ)があって、AブロックとBブロックの上位2チームがFINAL4で戦い、その後その上位2チームが全国にいけます。

 

ー次戦の明大戦への意気込み

走り切る、最後までやり切るという部分を改善していければまだまだ勝てると思うので、そこを修正していきたいです。

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