【ハンドボール部】絶対に負けられない秋季リーグが開幕。1部昇格に向けて白星発進!

◆2023年度 関東学生春季リーグ戦◆

関東学生2部秋季リーグ 第1戦 立大38ー15国武大 駿河台大学

2部降格で終えた前季リーグ。春の悔しさを乗り越え、ついに秋リーグが幕を開ける。1部の舞台を奪還すべく、立大は負けられない初戦に挑んだ。

先攻は国武大。守備から始まった試合であったが、相手ボールを奪った江幡(観4)が開始3分で先制点をあげる。その後も平田(コ3)、田口(社4)を中心に得点を重ね、前半15分までは無失点で相手を抑え込む展開となった。

ディフェンスの上からゴールを狙う平田

試合開始から15分、体を張ったディフェンスでファールを取られ、松村(コ4)が2分間の退場。人数不利の中相手にゴールを許すもGK・中原(コ4)の好セーブで連続失点を防いだ。守護神の活躍に呼応し、松村(コ3)、松川(コ3)らオフェンス陣の猛攻が続く。相手のミスもあり、逆転を許すことなく前半終了。立大は12点リードで後半へ臨むこととなった。

ゴールを狙う松川

後半開始からわずか30秒、相手がゴールネットを揺らす。先制を許したが、この失点がオフェンス陣の足を動かさせた。江幡、大久保(営3)らの活躍により11連続得点で一気に相手を突き放す。さらに、相手のミスを見逃さなかった主将・三谷(営4)による追加得点。立大の士気は上がり続けた。

シュートを放つ主将・三谷

しかし後半開始から17分、立大側のミスにより失点を許す。直後、松川が連続でシュートを決めるも、相手も連続で得点。一進一退のゲームが続いた。状況は変化することなく、ブザーは試合の終わりを告げる。立大は38―15で初戦に白星を飾った。
試合後、松川は「今日の反省点は、中だるみをして相手に点を取られたこと」。と語っていた。勝利したものの、理想的な試合運びが出来なかった開幕戦。1部昇格へ向け、三谷世代は点差にまで拘る試合を目指す。目標達成に向けて戦い続ける立大ハンドボール部の躍進から目が離せない。

(8月31日・別所ゆかり)

 

◆コメント◆ 主将・三谷選手

-秋リーグの目標
大きいところだと1部昇格。それを達成するためには1試合1試合を圧倒して勝利していく必要があるので、そこを徹底していく。

-今日の試合への向き合い方
とにかく失点を減らすことと、得点では40点台に乗ること。ディフェンスは頑張れたが、オフェンスが伸び悩んだのでそこを修正していきたい。

-明日に向けて
ディフェンスから速攻の立教らしさを出して、40得点且つ今日以下の失点で抑えたい。気の緩みが出ないように、そこを絞めながら試合を楽しんでいきたい。

-本リーグでのアプローチの変更点
1部チームとの入れ替え戦を想定し、プレーは春のまま緩めずに高みを目指している。雰囲気の面では、2部降格によりなかなかモチベーションを上げられない期間があった。上級生を中心に、絞めた雰囲気で練習することが重要だと話し合った。

-今シーズンの意気込み
とにかく1部に昇格すること。それが自分達のためにも、来年の立大ハンドボール部のためにもなる。1部の舞台に戻り、良い雰囲気で来年に繋げていきたい。

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