【ハンドボール部】攻め続けるもゴールに嫌われ勝利に繋がらず。心機一転で次戦へ臨む

♦関東学生春季リーグ戦♦

5月14日 対早大 三郷市総合体育館

リーグ戦も残すところあと3戦。筑波大をあと一歩で捉えられず、これ以上黒星を増やせない立大。1部リーグに定着し、安定した強さを持っている早大に挑んだ。

ポストとして活躍した松村(コ3)

前半、両者共に点が決まらず拮抗した状況で試合が始まる。そんな状況を打開したのはリーグ戦で成長を続けている松川(コ2)だ。前半7分に逆速攻を決めて立大サイドに勢いを持たせた。さらに、その後は相手選手が2人退場し、圧倒的に有利な状況を作った。しかし、数的優位を生かしてシュートを放つも相手のゴールキーパーに阻まれ、逆速攻を決められてしまう。猛攻を受けて一時5点差まで離されたが、徐々に点差を縮めていき2点を追う展開で前半を終えた。

サイドシュートを放つ松川

後半も立大は攻めの姿勢を見せたがなかなか点差が埋まらない。松村のポストシュートを中心に粘り続けるが、シュートをなかなか決めさせない堅いディフェンスの攻略に苦しんだ。着実にシュートを決める早大と追加点がなかなか決まらない立大。しかし、次第に点差は開いていき試合終了時には7点差をつけられ敗れた。「1番の敗因はシュートミスだが他にも挙げたらキリがない」と主将・深澤(営4)が語ったように課題が多く残る一戦となった。

敗戦し、悔しい表情を見せる選手たち

残り2戦で春季リーグ戦の順位が確定する。これ以上負けられない立大は「残りの試合は勝つことが大前提」と気持ちを改めた。勝利を掴みに粘り強く戦うチームが、1部リーグで活躍する姿に期待が高まる。

(5月20日 大澤創)

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