レフト方向に快打を放つ市野(理4)

【準硬式野球部】相手エースを攻略できず、明大初戦は悔しい完封負け

◆2021年度東京六大学準硬式野球秋季リーグ戦◆

9月25日 対明大 駒沢公園硬式野球場

先週の慶大戦を立て続けに落とした立大。この日の試合に期待がかかったが、待望の今季初勝利は次戦におあずけとなった。

警戒していたのは明大投手、MAX145㌔の高島。この投手を打ち崩し終盤に猛攻を仕掛けることを目指したが、狙いとは裏腹に完投完封を許すこととなった。

レフト方向に快打を放つ市野(理4)

レフト方向に快打を放つ市野(理4)

2回表、1死から藤井(社2)が左中間に三塁打を決める。この勢いで先制したいところだったが、2者連続三振で得点機を生かせずに終わった。先発の石田(コ4)は初回から制球が定まらない。3回裏に四球や暴投が重なり八十川(コ4)にマウンドを託すも、先制の1点を奪われた。点を返したい立大は4回表に1死一塁から市野(理4)の左二塁打でチャンスを作るが、三振、ピッチャーゴロが重なり無得点となった。ビハインドながら粘りを見せていた中、痛恨のミスがあったのは6回裏。1死二塁からセンター前に適時打を打たれる。中堅手の後逸の間に1点を奪われ、相手打者は三塁へ。その後も失策や四死球による押し出しで、この回さらに2点を失点することとなった。後半で踏ん張りたい立大は、ピンチの拡大にも声かけで気を奮い立たせる。しかし7回、8回の攻撃はあえなく三者凡退。8回裏、相手からダメ押しの1点を食らい、立大は点を返すことなく敗北を喫した。

制球難と失策に苦しんだ試合となった。学生コーチの加納(コ4)は、次戦について「とにかく1勝1敗に持ち込む。なんとか1勝して、チームに勢いをつけたい」と語った。

(10月5日・菅野真理香)

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