【準硬式野球部】明大相手に勝ち点奪取!白石 V打で延長11回の熱戦制す

◆2022年度東京六大学準硬式野球春季リーグ戦◆

4月18日 対明大 早大東伏見グラウンド

冷たい雨が降りしきる中、対明大第3戦目が早大東伏見グラウンドで行われた。強豪・明大相手に1勝1敗で迎えた今試合。両校ともに実力が拮抗し、試合は延長戦にもつれ込む。均衡を破ったのは、前日の対明大2戦目で適時打を放った白石(済3)だ。11回表に白石の中前適時打で勝ち越しに成功すると、さらに追加点を重ねて4―2で試合終了。明大から勝ち点を奪取し、目標の春季リーグ優勝に向け希望を見出した。

先発のマウンドに立った竹生(コ4)

1回表、相手投手の四球が続き二死満塁の好機を迎えた立大。柴(済4)の放った左適時打で先制点を挙げ流れに乗る。続く2回表も横山(文4)、塩野(観2)らの安打で一死一、三塁にすると、吉野(コ3)の打った二ゴロ間に相手の失策が絡んで打者が生還。2―0とリードを広げ、明大にプレッシャーをかけた。この日の先発は竹生(コ4)。序盤からストライク先行の投球で相手打線を封じ、3回まで無失点に抑える。4回裏、5回裏に1点ずつ得点されるも安定した投球で逆転を許さず、6回2失点の好投でマウンドを上岡(社2)に託した。

11回表に中前適時打を放った白石(済3)

その後7回裏、8回裏を無失点で切り抜け、9回裏は川瀬(コ3)が登板。9回裏の明大の攻撃を退けると、試合は延長戦へ突入した。両校無得点のまま迎えた11回表。無死一、二塁で白石がファウルボールで粘った末に7球目を弾き返す。中前適時打で立大は勝ち越しに成功。さらに追加点を重ね、4―2でゲームを締めくくった。この試合で貴重な勝ち点を獲得した立大は、4月30日に対東大1戦目を迎える。対明大戦2連勝の勢いそのままに勝利をおさめることを期待したい。

(4月28日・平岡薫奈)

コメント

白石選手

―3回戦目ということで実力は拮抗。どのような気持ちで試合に臨んだか

この1戦を落としたら立教の優勝は無くなるということだったので、とりあえず死ぬ気で臨みました。

―ピッチャーが変わってからタイミングが合っていた。苦手意識は

右サイドだったんで、左バッター中心に良い攻撃ができたのではないかなと思います。

―試合を通して良かった点は

守備のミスが外野は1つもなかったので、それがこの3戦の収穫かなと思います。

竹生投手

ー試合を振り返って、満足度は

100点満点だと70点くらいです。目標としては7回2失点としていたのであと1イニング足りなかったっていうのと、後輩の投手たちにしっかりリードした展開で渡せなかったというのが心残りです。

ー登板の良かった点

今日はわりとストライク先行でポンポン投げられて、速度では攻めれたのでそこは良かったと思います。

ー次戦の対東大戦では何回まで投げたいか

東大戦では9回完封でしっかりチームのために貢献できるようなピッチングをしたいなと思います。

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