【バレーボール部】3部からの昇格チーム相手に秋季リーグ2勝目

◆2018年度秋季関東大学バレーボールリーグ戦◆

9月30日 対神奈川工科大 亜大体育館

前回初白星を挙げ波に乗る立大。今日の相手は2部に昇格したばかりで勢いのある神奈川工科大だ。#11中嶌(現1)は「絶対勝たなきゃいけない相手」と意気込む。結果は、1セット目を落とすも2セット目から調子を取り戻し3-1で今季2勝目を挙げた。

序盤から攻める姿勢を見せるもペースに乗り切れない。小さなミスが重なり23ー25で1セット目を取られてしまう。2セット目、1得点目を奪取すると相手をリードする展開を見せ始める。9-7の場面では#19濱野(済1)が連続2得点を決めた。サービスエースを取った際にはガッツポーズを見せ#5羽田(営3)とハイタッチを交わす。その後相手のミスが重なり立大は一気に連続4得点。14-8の場面では#16本澤(済2)のサービスエースが決まるなど終始リードし続けるも20点台に乗ってから相手に連続2得点を許し20-19で後がない状態に追い込まれる。ここでタイムをとった立大は再び勢いを取り戻し速攻で25点目を奪い、2セット目を取り返した。

ブロックする立大選手たち

3セット目では相手にリードを許し、10-17の場面まで来てしまう。しかし#20羽田野(コ1)が11点目を入れ、続く12点目をサービスエースで奪うと流れは一気に立大へ。その後相手に目立った得点をさせることもなく22-22まで一気に追い詰める。そのまま23点目を奪取しリードを奪う。しかしその後はシーソーゲーム。23-24で相手にブレイクを取られた立大。後がない中果敢に攻め自らも24得点目を決め試合はデュースへ。常に相手のブレイクに追いつく形の試合展開だったが26-27の場面では#16本澤のツーアタックが決まるなど攻めの姿勢を緩めない。これには会場も大きく湧いた。攻め続ける立大の姿勢は流れを呼び28-28の場面で#16本澤が入れ込みブレイク。最後は相手のアウトで第3セットを奪った。

4セット目。立大にとっては勝利を決める試合。2、3セット目を決めた勢いは止まらない。5-4の場面では#1武部(社4)がアタックを決め、渾身のガッツポーズを見せる。連続得点で勢いに加速をつけた立大は速度を緩める事なく25-17の大差をつけ第4セットを奪い、今日の勝利を決めた。

前半立ち上がりの悪い中、2セット目から挽回をして見事3-1で勝利をつかんだ立大。残す試合は後2試合。4年生の引退が近づいていく中、立大が秋季リーグをどう走り抜けるのか。立大バレーボール部から目が離せない。(10月19日 川隅望未)

◆コメント◆
濱野
昨日の疲れで、完全に集中力が切れていたが2セットからはかなり良かったです。途中から羽田野も入ってくれて雰囲気変えてくれたのもすごく助かりました。及川(済1)が昨日怪我して開いた穴は大きいですけど、その分をチーム力でカバーしていけたのでよかったです。タイムの時に監督からは、相手のエースが結構強くて抜かれていたので、ブロックに関する指示が多く出ました

中嶌
絶対に勝たなきゃいけない相手でした。実際やってみて1セット目の出だしがちょっと悪かったので最初少しは焦る部分があったのですが、2セット目は落ち着いてやりました。僕自身は昨日よりは良かったのですが、相手のスパイクが全然取れなかったり、サーブカットも乱れていてまだまだだと思います。前はセッターだったのですが、急遽リベロになりました。

羽田野
今日は途中からの出場だったのですが、チーム自体のムードが悪かったので自分も声を出してベンチを盛り上げて、コートの中でも盛り上げたことが勝利に繋がったのではないかと考えています。3セット目で流れを切れたのは思いっきりのプレーではないかなと思います。今後の課題は自分がもっと全体的に課題をなくして1セット目から出させてもらうっていうことです。次の試合で4年生は全カレを除けばほぼ引退ってことになるので、4年生の思いも背負って思いっきりのいいプレーで気持ちよく引退してもらえるようにコートを盛り上げていきたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。

関連記事一覧