【野球部】連敗阻止なるか。勝利を掴みとりたい大一番!〈春季リーグ戦 慶大2回戦〉

♦2024年度東京六大学野球春季リーグ戦♦

5月5日 対慶大 明治神宮球場

打者成績

位置 選手名・学年・出身校 打数 安打 打点 四死球 本塁打
[6] 小林隼(コ1=広陵)
[4] 田中祥(コ4=仙台育英)
[5] 柴田(コ4=東明館)
[3] 丸山(コ2=大阪桐蔭)
[7] 西川(社3=神戸国際大附)
北田峻(コ3=報徳学園)
[9] 菅谷(コ4=市立船橋)
[2] 戸丸(コ4=健大高崎)
[8] 桑垣(コ3=中京大中京)
[1] 大越(済3=東筑)
H 齋藤大(コ4=東北)
沖(法4=磐城)
吉野(コ3=仙台育英)

投手成績

選手名・学年・出身校 投球回 球数 被安打 奪三振 与四死球 自責点
大越(済3=東筑) 65
沖(法4=磐城) 3 2/3 50
吉野(コ3=仙台育英) 0 1/3

20連敗中の強敵、慶大との2戦目を迎えた立大。1戦目では終盤に相手打線に捕まり、悔しい結果に終わった。巻き返しを図るべく、勝利をものにしたい今試合。立教打線は初回、無死一、二塁の場面で柴田(コ4=東明館)の適時打で先制する。流れに乗り2点差をつけた。先発を任されたのは大越(済3=東筑)。4回までは好投を見せたものの、5回に打線に捕まり2点を献上する。同点で迎えた9回、二死に追い詰められた場面で西川(社3=神戸国際大附)が初球をとらえ、レフトスタンドへと本塁打を放った。後続もチャンスをものにし、この回で2点を勝ち越す。その裏、6回からマウンドに立った沖(法4=磐城)が粘りの投球を見せたものの、2点を返され同点で試合を終えた。

適時打を放つ柴田

1回表、先頭打者の小林隼(コ1=広陵)が死球で出塁すると、続く田中祥(コ4=仙台育英)と柴田の左前安打で先制する。その後相手投手の暴投から一死一、三塁とチャンスが到来。ここで西川が左犠飛を放ち、さらに1点を追加した。

投げる大越

勝負どころの一戦で先発を任されたのは大越。冷静かつ安定した投球で2回から4回を3人で抑える。しかし、5回に四球や権藤(商3=慶應)の右前安打などで二死一三塁の窮地に陥ると、代打・福井(商1=慶應)の適時打で1点を返される。さらにもう1点追加点を許し勝負は振出しへ戻った。その後立大打線にチャンスは生まれるものの、得点には繋げられず。互いに譲らない試合展開が続く。6回からは沖(法4=磐城)がマウンドに立った。守備の好プレーなどもあり、8回まで無失点に抑える見事な投球を見せた。

本塁打を放つ西川

同点のまま迎えた9回。立大打線が試合を動かす。二死から西川が甘く入った初球をとらえバッドを力強く振った。左越本塁打を放ち、1点を追加。今季リーグ戦立大初のホームランとなった。勢いに乗り、続く菅谷(コ4=市立船橋)が右前安打、戸丸(コ4=健大高崎)が左翼線への適時二塁打を放ちさらに1点を追加する。その裏、何としても守りたい立大。しかし沖が内野安打、適時三塁打を浴び1点を失う。後がない場面で後続にも適時打を放たれ、同点に追いつかれてしまう。その後、援護に回った吉野(コ3=仙台育英)が続く打者を三振に抑え、引き分けに終わった。

強豪・慶大を前に3戦目へとなんとか望みをつなげた立大軍。連敗を阻止し勝ち点をつかむべく、まずは1つ白星を手にしてほしい。

(5月6日・前田結香)

関連記事一覧