【陸上競技部】再び箱根路へ!100回大会出場に向け出場選手14人に直前インタビュー⑤
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昨年度、55年振りに本選出場を果たした立大陸上競技部。今回、節目となる第100回大会の出場に向け、日々 厳しいトレーニングに励んでいる。再び江戸紫のタスキを箱根路でつなぐことができるのか。予選会直前の選手にインタビューを行った。
後藤謙昌(仙台育英・宮城)
♦自己ベスト♦
5000㍍:14’22”30
10000㍍:29’13”30
♦インタビュー抜粋♦
―陸上を始めたきっかけ
元々野球をやっていて、中学へ入る時にクラブチームに入るために陸上部に入ったのですが、結局野球のクラブチームをやらずにそのままの流れで陸上をやるようになったので、特に理由とかはないです。他の人よりちょっとだけ速かったので、その流れという感じです。
―立教陸上部を選んだ理由
55年ぶりの箱根を目指すというプランが面白いと思いました。日本を背負ってきた選手に教えてもらえるのはどういう環境なのかという興味があって入った感じです。
―今のコンディション
前半シーズン、7月ぐらいまで足が痛い状態だったので、やっと走れてきたという感じです。
―シーズン前半は、けがに悩まされたということか
そういう感じです。思うようには走れなかったです。
―その期間の心境は
しょうがないなという気持ちでやっていただけなのですが、できることをやろうという感じであまり変わらずやっているみたいな感じでしたね。特に悩みとかはなかったです。
―夏合宿は充実したものだったか
けがで走り始めは8月とかで、合宿に入ってからだったので、立ちやっていて、1500㍍から長い距離への対応の仕方が難しいと感じました。
―自身の走りの強みは
スピード感ですかね。
―どこにおけるスピード感か
1500㍍が元々得意なので、スピード系の種目が好きというのがあって、そこが自分の強みなのかなと思っています。
―駅伝のような長距離でスピード感が生きるのはどのような場面か
全体的にです。結局、短い距離が長い距離に効いてくれるので、そういうところを僕は大事にしてやっています。スピードの感覚をとても大切にしている感じです。
―1500㍍の練習で、スピード感を養うためにどのような練習を主にしてきたか
これといったことがないので、絞ることはできないですね。ただ、長い距離と比べて練習イメージ的には距離が短くなってペースが早いというだけなので、いい動きでやることだけは意識して、ペースは関係なく、とにかく動きを良くしようと思いました。
―今のチームの雰囲気は
練習は去年よりできているので、全体的にそういう面ではいい雰囲気だと思います。
―個人で1年間取り組んだことは
本当に規則正しい生活をしただけです。バランスのいい3食を取り、練習して、特別なことはやらずに、当たり前のことをいかに毎日できるかということを意識してやっていました。
―予選会のレースプランは
とにかく粘って粘ってゴールすることです。
―予選会の目標は
高校の先輩、後輩、同期が多分走ると思うので、その人たちには勝ちたいなとは思います。気候とかによって変わるので、タイムは正確にはわからないですけど、とにかく上位を目指してやっていきます。
小倉史也(伊賀白鳳・三重)
♦自己ベスト♦
5000㍍:14’23”49
10000㍍:30’11”88
♦インタビュー抜粋♦
―今の自分の状態
夏合宿では中盤少し大事な練習をはずしてしまったことが多かったですが、後半にかけて状態が良くなりました。今もまだ上がりきったわけではないですが、徐々に走り切れている実感があります。
―合宿の出来は100点中何点か
40点ほどです。自分的にはあまり満足していないです。その中でも合宿で自分のジョグというか距離を測ることができ、その部分では自信につながったと思います。
―自分の強み
自分の強みはしっかり最初に突っ込めるところです。後半にペースを上げることがあまり得意ではないため、前半から攻めることが今までのレースでは多かったです。
―予選会の目標、レースプラン
自分は走るとなると初めてなので緊張していますが、確実に予選会を突破することです。今年は集団走がメインになってくると思います。なので中盤まで集団で余裕を持って最後の5㌔、ラストでしっかりペースを上げて全力で走ろうと思います。
―1500㍍などの短い距離の方が得意か
あまり長い距離を走ったことはないですが、個人的に1500㍍よりも長い距離を走る方が好きです。
―試走はしたか
先週くらいにしました。
―その感想は
市街地は平坦で走りやすかったです。公園内に入ってから少しアップダウンがあるので、公園内に入るまでに余力を持った状態でペースを上げていこうと思いました。
―昨年走った先輩から何かアドバイスをもらったか
公園内がきついと言われたので、そこを頑張りたいと思います。
(10月10日 編集・関根拓人/取材・山口隼輝、浅田彗吾)