【陸上競技部】「応援して良かったと思ってもらえるように…」ミスター立教No.5舟橋英我インタビュー[前編]

大学生活最後の一年は「学生でしかできないことをやりたい」。ミスターコンテスト立教2020ファイナリストNo.5の舟橋英我(ふなはし・えいが=コ4)は、体育会陸上競技部に所属するアスリートだ。鍛え抜かれた肉体と爽やかな笑顔がチャームポイントである彼に、コンテストへの思いとこれまでの人生についてオンライン取材で伺った。

SNS用に慣れない自撮り写真に挑戦。プロテイン紹介や競技中の動画なども載せている【本人提供】

 

出場を決めたのは、あのアナウンサーに似てるから!?

ー歴史ある「ミス・ミスター立教コンテスト」に出場してみようと思ったきっかけは何ですか?

「学生でしかできないことをやりたい」と思ってエントリーしてみました。就職活動で忙しくて、とてもミスコンのことは考えられなかったんですけど「4年生だし思い出作りに挑戦してみなよ」って友達が後押ししてくれて。それと、入学した時からずっと榎並大二郎さん(フジテレビアナウンサー)に似てるって友達に言われてたんですよ(笑)。榎並さんは2006年度の“準ミスター慶應”だったので「お前もいけるんじゃね?」って言われて…(笑)。

ーファイナリストに選ばれた時はどのようなお気持ちでしたか?

メールで連絡が来たんですけど、まさか(ファイナリストに)残るとは思ってなかったので信じられなかったです。でも、その後にファイナリストのLINEグループに招待されて、入ってみたら他の方もいて…。「うわぁ本当なんだ!」って驚きましたね(笑)。

ーエントリーを後押ししてくれたご友人や陸上競技部の部員、ご家族の反応はどうでしたか?

エントリーを後押ししてくれた友達は自信があったらしくて、あんまりビックリしてなかったですね。陸上部の主務に報告した時には「お前はそういうタイプじゃないからやめとけ!」って言われてしまいましたけど(笑)。

家族はめちゃくちゃ驚いてました! 二次選考に進んだ時に写真が必要になって、その時に撮影を協力してもらうために3歳上の姉だけに打ち明けたんです。姉は「冗談でしょ!?」と言いつつ協力してくれたんですけど、まさか選ばれるとは思ってなかったみたいで驚いてました(笑)。でも、みんな応援してくれるので頑張りたいですね。

ーサッカー部や男子ラクロス部など、近年は体育会部活に所属している方も出場しています。過去のコンテストはチェックしていましたか?

2年前のヴァレ(ディサロ峻ヴァレンティノさん・サッカー部4年)は同じ学科で、フレッシャーズキャンプの時には部屋が一緒でした。2年生の時にヴァレが出ていたので、その時は彼を応援するために注目していました。でも去年は知り合いが出ていなかったのであまり注目していなくて…。なので、去年どういう人が出ていたんだろうって調べてる時に男子ラスクロ部の方が出場していたのを知りました。今考えてみても、まさか4年生の時に自分がミスターコンテストに出るとは思ってもいなかったです。

他のファイナリストと対面で交流する機会は少ないが、こまめに連絡は取り合っているという【本人提供】

 

「そういうタイプ」じゃない…けど“自分らしさ”は忘れない

ー多くの有名人を輩出してきた「ミス・ミスター立教コンテスト」ですが、出場前はどんなイメージがありましたか?

立教大学は他大学よりレベルが高いイメージでした。体育会ゴリゴリっていうよりは今風な感じというか、洗練された細身の男性が出る感じ…? なので、僕みたいな今までずっとスポーツやってきた人はそういうタイプじゃないし、向いてないとも思ってました。

でも実際にエントリーしてみて「キャラ立ち」って大切なんだって思いましたね。ミス・ミスターはやっぱり外見で判断されがちなんですけど、そうじゃなくて自分のキャラを生かしてどうやってプロデュースするかが重要だっていうイメージに変わりました。自分は“ミスター立教”って感じではないけど、だからこそ“自分らしさ”は忘れずに頑張りたいと思ってます。

ー“自分らしさ”という言葉も出ましたが、ご自身のアピールポイントや他の人に負けないところは何ですか?

僕は今まで体を動かすこととかスポーツを通して人を感動させることをしてきたので、ミスコンの活動を通して人を楽しませたいという気持ちや、コロナ禍でみんなが落ち込んでいる時に楽しんでもらえるように頑張りたいっていう話を面接の時にしました。あとは体育会に所属していることとか筋トレをしていることも他の方とは違うアピールポイントなのかなと思います(笑)。

ー7月上旬にファイナリストが発表されて1ヶ月経ちました。実際に活動をしてみていかがですか?

例年だと色々なイベントが開催されていてそのイベントに参加しながらミスター活動を楽しめるって聞いていたので、ずっとSNSだけを運用するのは本当に大変ですね…。

―SNSはどんなところが大変ですか?

投稿するネタがすぐに切れてしまって…。なので「今日は何を投稿しようかな」って毎日考えています。自撮りを毎日載せるっていうのも定番ですけど、僕はあんまり得意じゃないので何かテーマを決めてやろうかなって思ってます。

でも、投稿を見たフォロワーの方や友達から「○○見たよ!」とか「良かったよ!」って嬉しい言葉をいただくこともあるので、それは本当に助かっています。どういう風にやっていこうかっていう自分なりの道筋を立てられるので、コメントをくれるだけでも本当に嬉しいですね。

―自撮りなどは恥ずかしさもありますか?

そうですね(笑)。今までは自撮り写真を投稿する経験なんてなかったですし、基本的には集合写真ばっかり載せていたので、自分1人の写真なんて撮ったこともなかったです(笑)。なので、去年のファイナリストの方のSNSの投稿を見てみたり、今年の他のファイナリストの方の写真を参考にしたりしています。本当に慣れない活動なので毎日それだけで頭がいっぱいです。

ー普段の練習の様子や筋トレ動画など、舟橋さんらしい投稿を待っている方も多いと思いますよ

もちろん部活動の写真も載せたいんですけど、走ってる写真だとわかりづらいじゃないですか。それに、動画はあまり(閲覧数が)伸びないんですよね。面白さを求めるためには動画を編集しなきゃいけなくて、それだと時間がかかって…。トレーニング動画や陸上の練習の動画は需要があるのか本当に不安で、今すごく悩んでます。

ミスターコンってなると、個性や自分らしさとかのアイデンティティも必要ですけど、やっぱり顔を見たい人が多いと思います。なので、最初は顔を知ってもらうことを第一に考えて、ある程度フォロワーが増えたら“自分らしさ”を全面に出していきたいなと思います!

ー楽しみにしています! ここからは舟橋さんのこれまでの人生についてお伺いしたいのですが…

全3回。「『応援して良かったと思ってもらえるように…』ミスター立教No.5舟橋英我インタビュー」―[中編]に続くー


◆舟橋英我(ふなはし・えいが) コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科4年。1998年6月8日生まれ。兵庫県出身。179.8㌢。O型。中学時代は野球部に所属。埼玉・昌平高に進学し陸上競技を始めると、3年時には400メートルリレーでインターハイに出場。立大入学後は怪我に苦しみ競技を離れる時間が長かったが、代わりに筋トレにどハマり。トレーニング施設に足繁く通い、休日も筋トレ三昧の日々を過ごした。特技は逆上がり。自分を漢字一文字で表すと「体」。理由はもちろん「体ひとつで勝負するから!」

★舟橋英我SNSアカウント★
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(取材・構成 小根久保礼央)

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