練習中の木村(文1)

【テニス部女子】大学でも一番に。立大テニス部での目標 木村菫

高校3年の夏、全日本ジュニア選手権ダブルスで優勝を果たした木村は関東2部の立大テニス部を選んだ。高校の時はクラブチームに所属していたため、慣れない部活動での生活ながらも、頼れる先輩や仲の良い同期と共に自分を高め合っていた。「ずっと気にかけてもらっていた立大に行って一部昇格に貢献したい」と熱い思いを持ち入部を決意。高校時代の立大の勧誘や大学での新しい生活、今掲げている目標について聞いた。

立大テニス部での印象

高校時代は最後まで満足のいく結果を出せていなかった。進路についても立大側からというよりも、むしろ自分から進んで見学会や練習に参加していたという。「戦績が出ていない状態でもずっと気にかけてもらっていたので、最後の夏に結果を出せても立大に行きたいと思った」と少し照れ臭そうに笑った。

高校での経験

カメラに笑顔を向ける部員たち

カメラに笑顔を向ける部員たち

大学に入るまでは地元のクラブチームに所属していたため、部活動では試合に出るだけだった。「部活内での上下関係も初めて。1年生なのでやらなくてはならない仕事が多いが、正直まだ分からない部分も多い」。立大テニス部での活動は自分にとって新鮮なものだったと話した。一方、クラブチームでの経験は今のモチベーションにつながっているという。「高校で良い結果を残せたので大学でも頑張りたい」と語る目は確かに目標を見据えていた。

今後の目標

木村(=写真右)と倉島(観4)

木村(=写真右)と倉島(観4)

憧れている先輩の一人が主将の佐藤(社3)だ。高校時代、最初に佐藤から勧誘の声掛けをしてもらった時から憧れているという。「色々な人のことを見ていてアドバイスしている所に憧れる。自分も上の学年になったときにそんな先輩になりたい」。そんな彼女が立大テニス部に伝えていきたいことは、自身が高校の時から続けている三年日記だという。1日を深く整理して気持ちを落ち着かせることで、木村の強みであるメンタル面を鍛えている。全日本で優勝した時の経験を残し、伝え、部員全員で高め合っていくため、日々自分の意見を発することを心掛けていると話した。
今の目標は2つある。個人では、高校の自分を越えるため大学でも試合で1位を取ること。団体では立教大学テニス部全体の目標である1部昇格に貢献することだ。自身の課題を克服するべく、テニスのために常に努力を忘れない木村のデビュー戦に注目だ。

♡木村 菫(きむら・すみれ)

ポーズを決める木村(=写真右)と小林(営3)

ポーズを決める木村(=写真右)と小林(営3)

〔学部〕 文学部
〔出身高〕 千葉・麗澤高
〔今年の目標〕 1部昇格
〔プレーの強み・持ち味〕 オールラウンダーでメンタルがブレない
〔テニス部のいいところ〕 オンとオフの切り替えがはっきりしている

(10月15日 三俣心葉)

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