【アメリカンフットボール部】松元世代最終戦!目標は後輩へ

◆2022年度関東大学アメリカンフットボールリーグ戦◆

1123日 対中大 横浜スタジアム

冷たい雨の中行われたリーグ戦最終節。相手の中大・RACCOONSとは直近5試合が3勝2敗と、拮抗した展開が予想されていた。しかし相手の隙を突いたランプレーを止めることができず、17―42と大きく差をつけられる結果となった。

入場する選手たち

開始早々にピンチが訪れる。中大は雨でリスクがある中でパスを果敢に使い、先制点を決める。7分には長いランを許し、0-14と差を広げられる。反撃がしたい立大は、RB#29岩月(法4)やWR#15神津(済3)がゲインし残り9yまで進める。しかしTDまでは至らず、FGで3点を返した。2Q5分には2度目のロングランを許し3-20。流れを変えたのは副将・DB#7河野(済4)。中大のロングパスをインターセプトし、会場は今日一番の盛り上がりを見せた。その後QB#10宅和(営4)からTE#86宮川(現4)へのパスで敵陣20yまで進み、WR#1竹内(済4)がTDに成功。TFPも決め、10―21で前半を折り返した。

ロングパスをレシーブし、TDを決めた竹内

 

3Qは中大に追加点を許し、10―28で迎えた最終Q。敵陣20yから宅和のパスをゴールライン上でWR#14篠藤(社3)がキャッチしTDを決める。点差を縮め、最後まで諦めない姿を見せる。追加点を狙う立大に悲劇が起こる。残り5分、中大がパントし自陣5yまでボールを運ぶ。そこから攻撃を始めたいところだったが、ファンブルしたボールをリカバーされてしまい、そのままTDを許す。その後も反撃できず、17―42で試合終了。最終戦で白星を飾ることはできなかった。

試合終了後、観客席に感謝を伝える主将・松元(済4=写真奥)

 

試合後主将・松元は涙を浮かべながら、観客席に向かって感謝を口にした。「一体感」をスローガンに掲げ、戦い抜いた4年生は今日で引退となる。日本一の目標には届かなかったものの、リーグ3勝をあげ上位リーグ進出を決めたことは、今後のRushersにとって大きな一歩になるだろう。

(11月23日・本間早瑛)

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