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【野球部】1年生と現有戦力の融合で新たな立大野球の片鱗見せるも、あと一歩で制すことが出来ず惜敗…。

◆2021年度夏季オープン戦◆

7月25日 対セガサミー 立大新座キャンパス

灼熱の中行われた夏期オープン戦。試合は序盤から点の取り合いとなった。初回、齋藤大(コ1=東北)や田中祥(コ1=仙台育英)の活躍で幸先良く先制する。しかし、中盤にかけて強力セガサミー打線に捕まり5点を奪われ逆転を許す。その後6回、7回に打線が奮起し追いつくも、9回に3点本塁打を打たれ惜敗を喫した。

左中間に一時同点となる適時二塁打を放つ吉岡(コ3=広陵)

1回、齋藤大の二塁打、吉岡の遊安打でチャンスを作る。田中祥がフルカウントからの6球目の高めのボールを引っ張り、右翼線に落ちる2点適時二塁打で立大が幸先よく先制に成功する。
投手陣も、打線に応え好投を見せる。先発の野口(コ2=東海大相模)は走者を出しながらも2回を無失点に気迫の投球を見せる。2番手の荘司(社3=新潟明訓)は初球にいきなり1発を浴びてしまったが、その後は立ち直り、自慢の速球を武器に三者連続三振を奪った。4回は3番手・小野瑛(コ1=利府)が苦しみながらも粘りの投球で相手に得点を与えなかった。しかし、中盤にセガサミー打線に捕まり、逆転を許した。

右中間に2点適時二塁打を放つ山田(コ3=大阪桐蔭)

対する打線は、初回以降三者凡退に抑え込まれていた立大打線は6回、代打・太田(コ4=智辯学園)らが連打を放ち、流れを作ると、続く田中祥が押し出しの四球を選び1点を返す。7回には井上剛(コ3=佐久長聖)、太田の連打でチャンスを作ると山田の右中間を破る2点適時二塁打、吉岡の左中間を破る適時二塁打で試合をふりだしにもどした。しかし、その後は後続が絶たれ、勝ち越しには至らなかった。膠着(こうちゃく)状態に入り、このまま試合終了かと思われた9回、安打と四球でピンチを背負うと、決勝の3点本塁打を浴び、1ヶ月ぶりの実戦を勝利で飾ることは出来なかった。

 

今日の試合で目立ったのは1年生の活躍だ。スターティングメンバーに選ばれた齋藤大、田中祥は初回の先制点を演出し、投手陣では小野瑛、沖(法1=磐城)が共に1イニングを投げ無失点の活躍を見せた。これからも立大のフレッシュな1年生から目が離せない。
また他にも太田、山田、吉岡と春季リーグ戦の主力メンバーも結果を出し、意地を見せた。新戦力との融合で新たな立大の野球を垣間見ることが出来た気がした。

(7月25日・山岡雄一郎)

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