【準硬式野球部】4時間のシーソーゲームに粘り勝ち

◆2020年度東京六大学準硬式野球秋季リーグ戦◆

9月29日 対法大 明治大学府中グラウンド

優勝という目標に向けて絶対に落とせない秋季リーグ3戦目は、延長12回にまで及ぶ熱戦となった。

先発としてマウンドに上がった松原

2回表、試合は早くも動いた。柏瀬(コ4)がヒットで出塁すると、続く坂井(観3)もレフト方向に打球を運ぶ。その間に柏瀬がホームベースを踏み先制点を獲得。

スライディングする柏瀬

その回の裏、法大も追いかけるように1点。3回には松原(社4)のヒットを皮切りに、大戸(コ3)、枝松(文3)、市野(理3)が続いて出塁。好走塁も魅せ、この回一気に3点を取り、法大を突き放す。4回にも1点を追加し、点差は4とした。しかしその回裏、法大が1点取ったところで松原が降板。続いてマウンドに上がったのは泰道(文4)。

4回から登板した泰道

ランナーを一人還し、この回2失点。続く5回裏にも3得点され逆転を許す。6回の表、枝松のヒットの間に2塁ランナー泰道が還り1点獲得し同点とする。その後9回まで両者得点が入らず延長戦に突入した。先頭打者の市野が二塁打を放ち、チャンスを作る。代打高野(文3)の犠打に相手のエラーが付き、貴重な追加点を挙げた。

延長12回での得点に喜ぶ市野

9回裏、この試合100球以上投げている泰道がこの1点を守り切り、立大にとって大きな1勝を掴んだ。

☆コメント☆
市野選手
―ホームベースを踏んだ時の気持ちは?
自分のエラーで負けるところだったので、打たないとだめだという気持ちでした。ホームインしたときはちょっと涙が出てきましたが、すぐ気持ちは切り替えました。

主将・柏瀬選手
―試合終了直後の気持ちは?
もちろん嬉しいです。強いチームになったなって思います。嬉しいです。

―東大戦への意気込みは?
試合を落としたこともありますし、東大はいいチームなので、今日勝ったことで油断はせずに頑張りたいと思います。

(9月29日・古沢果歩)

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