【バスケットボール部】新チームで戦い抜いた!追い上げるも一歩届かず 

♦第17回東京六大学バスケットボールリーグ戦♦

3月18日 明治大学和泉キャンパス

1年生も加わり2部昇格に向け奔走する立大チーム。新体制となり初の公式戦で勝利を飾るべく攻め続けたが、惜しくも2連敗で大会初日を終えた。

対法大

第一試合の相手は昨年の秋季リーグでも対戦経験のある法大。立ち上がりからSG#4神川(済2)やSG#10浜本(法4)が立て続けに3Pシュートを沈めるなど、立大は順調な試合運びを見せた。しかし、その後法大の猛攻を防ぎきれず、着実に得点を重ねられてしまう。幾度もリバウンドを奪い攻撃回数を増やす。さらにF#9木下(コ3)が速攻を成功させ応戦したが、少しずつ法大の背中は遠のいた。「3月のこの時点とは思えないほどチームの完成度が高かった」と振り返るように、実力を見せつけられた立大は7点差で1Qを終えた。第2Q開始後も相手の高い守備力に阻まれ主導権を奪うことができない。しかし、SG#22大畑(済3)のアウトサイドからの攻撃が立大に流れをもたらした。#4神川が見事3Pシュートを沈め、一時は16点差まで離された得点を1点差まで追い上げた。

レイアップを決める#9木下

後半に入ると、激しい得点の応酬が繰り広げられた。中盤に#27富田(社3)が3Pシュートを沈めると、立大は流れを保ったまま内外バランスよく攻め連続得点を挙げる。しかし立大が追う展開からは終始抜け出すことができず、徐々に立大のディフェンスが崩され相手の猛攻に苦しむ。第4Qに突入したあとも立大の底力を発揮すべく足を動かし続けたものの、点差を縮めることができず黒星を喫した。

シュートを放つ#4神川

 

対早大

2試合目は1部所属の強豪校・早大とのマッチアップ。新体制となった今年のチームでも#22大畑と#27富田凌のホットラインは健在である。第1Q開始直後から先制点を奪われたが、昨年度2部で得点王に輝いた#22大畑が得点を取り返す。さらに#27富田凌は堅い早大のディフェンスをドリブルで突破し、シュートを決める。その後も4分に#4神川が3Pシュートを沈めると立大のペースに。#22大畑が敵陣でリバウンドを奪い、一気にカウンターを仕掛けると#27富田凌がバスケットカウントで得点。「自分たちがどれくらい通用するのか、臆することなくプレーできた」。早大相手に11点差のリードを広げる。しかしここから早大に主導権を握られてしまう。立大はタイムアウトを取りつつ流れを抑えるも、第1Qを1点ビハインドで終える。

ドリブルを仕掛ける#22大畑

第2Q直後から投入された#23中村(コ2)が開始早々得点を演出し、早大の勢いを抑えることに成功。1分にはディフェンスを交わし、倒されながらレイアップシュートを沈める。力強いインサイドプレーで相手のファールを誘ったバスケットカウントの判定にベンチは盛り上がりを見せた。さらに3分にはコートの横から同点に追いつく3Pを沈める。7分からは#23中村に変わり#14中島(理4)が投入される。1対1勝負でボールを奪うと速攻を仕掛けて2Pシュート。さらに自陣からリバウンドでボールを奪うと一気にカウンターを見せてレイアップを丁寧に沈める。同じP G(ポイントガード)のポジションを争う2人がコートで大きな存在感を放った。2人の活躍もあり43ー44で前半を折り返した。

3Pシュートを放つ#4神川

後半に入ると早大の猛攻を受ける。3分までに連続失点を許し、10点差を開かれてしまう。タイムアウトで流れを止め、#22大畑を中心に得点を重ねるも4Q以降は1試合目の疲れからかリバウンドを奪えず、点差を開かれ敗戦を喫した。
強豪相手に2連敗を喫した立大。新体制となり2部復帰に向け、新たなロードを駆け抜ける。

(4月11日・平野琴海・松尾悠)

♦コメント♦ 大畑選手(済3)

ー試合の感想
新しく入ってきた1年生が活躍していて良かった。個人としてはシュートタッチが悪かったので明日以降修正したい。

ー法大の印象
3月のこの時点とは思えないほどチームの完成度が高かった。去年のリーグ戦よりディフェンスの当たりやオフェンスのオンボールスクリーンや速攻でのシールなど相手側の方が格段に成長していた。

ー早大の印象
選手層がかなり厚いと感じた。誰が出ても大きく崩れないし皆が点数を取れるような選手だった。リバウンドの取り切る力が特に立教とは大きく違うと感じた。

ー強豪チームに対してどのように対応していたのか
相手が自分達の格上なので胸を借りるつもりで自分達がどれくらい通用するのか、臆することなくプレーできたことが序盤の良い流れに繋がったと思う。相手が油断していたのもあるがそれに合わせず自分達のペースでプレー出来ていたのが良かった。

ー新体制チームの雰囲気
去年に比べて練習の雰囲気が良い。新しく入ってきた1年生が多く去年とは別のチームでプレーしているような感じに思える。

ー良かったところ、課題
チームの良かったところは相手のボールマンに対してのディフェンスは良かった。個人としては特に良いところは見当たらない。チームの課題はリバウンドを取り切る力。個人の課題はシュート力や体力が去年の今の時期よりないのでしっかり春のトーナメントまでに調整していきたい。

 

 

 

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