【アイスホッケー部】 惜しい! 竹高ハットトリック、鈴木初ゴールで勝利見えるも、あと2点届かず…

◆平成30年度関東大学アイスホッケーリーグ戦◆

11月18日 対神奈川大 ダイドードリンコアイスアリーナ

接戦を繰り広げた17日の専大戦の翌日、立大は2順目の神奈川大戦に挑んだ。「みんなが勝利を目指している、1番気合いが入っている試合」と関口(法4)が意気込んだように、2Pまでは互角の戦いを繰り広げる。だが、3P残り10分から2失点し、4-6で敗れた。

一瞬の失点だった。1人抜け出してきた相手選手を止められず、そのままシュートへもちこまれる。開始70秒で先制点を許した。しかし、この1点が立大に火をつけた。竹高(法2)、田中大(営1)を筆頭にシュートを狙うと、8分、1点目をもたらしたのは竹高。田中大、梶原(法1)とつないだパスを受け、ゴール右からシュートを決めた。その後、2失点するが、この日は違った。

3点目を失ってから1分後、即座に竹高が切り返す。巧みなパックコントロールで相手DFを突破し、そのままゴールネットを揺らした。2P6分、さらに1点失うも、この日のヒーロー・竹高が牙をむく。失点からわずか15秒後、田中大からのパスを受け取り、放ったシュートはゴール右上へ吸い込まれた。ハットトリックを達成し、歓喜の輪が広がる。

続いて、1点差で迎えた2P8分にはルーキーの鈴木(理1)が劇弾をぶちこんだ。梶原がキープしたボールを篠原(社4)がシュートし、GKに弾かれたパックに合わせた。大学人生初得点に「ラッキーでした」と顔をほころばせる。同点に追いつき、勝利へのムードが漂い始めた。

それでも、勝利は夢で終わってしまう。3P、攻めきれずに2失点を許すと、追い上げることはできず4-6で試合終了。細谷監督は涙をこらえ、「悔しい」と繰り替えした。「いい試合内容」であったがために悔しさもひとしおだ。それでも、鈴木は今後を見据え、「最初から負けるとは考えずに、自分たちのアイスホッケーをしていきたい」と前を向く。どんなに負け続けても、真っ向勝負を挑むその姿に、応援するものは心を奪われるのだろう。

(12月5日・日野雅由子)

ドリブルをする竹高(法2)

◆コメント◆
#19 鈴木(理1)

―率直な感想

昨日の専大戦で佐山さん(済2)が初ゴールを決めて、大学から始めた選手がここまで頑張っているから、経験者ももっと努力しなきゃなって思っていました。今日はチームが勝つぞという雰囲気で戦って、自分も点数取りたいなって思っていました。個人的にはゴールを決めて良かったですが、2Pで同点で、3Pで2点取られて、すごい接戦だったからこそ、より悔しい試合になってしまいました。勝利を挙げられなかったっていうのがやっぱり悔しかったです。

ー大学生活初ゴールは

シュートを打ったのが上床さん(社3)で、上床さんが打った後にGKがポロっと落としたのか、弾いたのか分かりませんが、ちょうど自分もスクリーンをかけていて、丁度いいところに打てました。自分でもラッキーだなと思っていました。

#17 梶原(法1)
-2Pまで競ってきていたがどんな気持ちでプレーしていたか
個人的にいいとこなしだったので、自分が何とか勝ち越し点を決めたいっていうのがすごい強かったです。チームとしても勝てそうだったので、勝ちたい思いはすごい強かったかなって思います。

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