【ホッケー部男子】ライバル相手に接戦するも惜しくも敗れる

◆2022年度関東学生ホッケー秋季リーグ◆

10月8日 対東大 大井ホッケー競技場

 プール優勝がかかった今試合。そのような中で迎えた相手は最大のライバル・東大。両者激しい攻防が終始繰り返されたが、惜しくも接戦を制することはできなかった。

相手のボールをカットしようとする二谷(営4)

 

立大のセンターパスから試合開始。序盤から両者がボールを奪い合う白熱の展開になった。試合開始から8分、東大がPCを獲得。篠崎(文3)が相手のストロークをカットするも、相手の寄せが早い。そのまま混戦を抜け出されこぼれ球を入れられた。先制点を許したその後も相手の強固な守備によってパスが上手く繋がらない。終盤、GK川勝(コ2)がテンポを早くするようチーム全体に促すも点差を縮めることはできず、0-1で第1Qを終えた。

相手をよけながらドリブルする山中(現4)

 

続く第2Qでも立大は攻めの姿勢を見せる。篠崎や山中、二谷が相手のボールを奪い返す展開が相次いだ。開始から10分、立大にチャンスが訪れる。ゴール付近でパスが回る状態となり、果敢に攻め込むも相手のディフェンスがなかなか崩せない。激しいせめぎ合いを繰り広げるもゴールには惜しくも一歩届かなかった。

ドリブルをしながらパスを回そうと走る斎藤(理2)

 

両者均衡する試合展開が続くまま迎えた第3Q。開始直後には立大がPCを獲得。三宅(観4)から二谷、そして桑原へと確実にパスが回るも、惜しくもゴールには至らなかった。その後も二谷から髙橋(観4)への巧みな連携技や佐藤拓(社3)のシュートといった好プレーが光る。攻めの姿勢を見せ続けるも、第3Q終盤にはピンチが。ゴール付近でボールを回されたが、斎藤(理2)の活躍もあり懸命な守備で乗り切った。

ストロークをする小林(法3)

 

最終第4Qには、またしてもピンチが立大を襲った。開始早々、相手に再びPCを与えてしまう。しかしここでは川勝が確実にボールを止めることに成功。続く試合中盤でも立大は意地を見せつけた。ボールを一気にゴール付近まで押し上げると小林や山中、高橋が猛攻を繰り返す。斎藤の好プレーに客席も湧いたがシュートが決まらないまま試合終了。接戦を制したのはライバル、東大だった。

パスを貰おうとする主将・高橋

 

プール優勝は叶わなかったものの、立大は全体の2位でAプールを通過。次戦はBプールの1位との一戦となった。負けられない戦いが続くが、立大はなおも勝利を目指して前進を続ける。

(10月9日・髙橋凜)

 

◆コメント◆

山中選手

―今の気持ちを教えてください
割とシュートチャンスがあったのですが、最後決め切れなかったところがあり、悔しいです。

―相手のパスをカットする場面が多かったですがその点に関しての手ごたえはどうですか
練習でいつも意識をしているところが出来たのかなと思います。練習通りのプレーが出来て良かったです。

―次戦に向けての意気込みを教えてください
次は絶対に勝たなければいけない試合なのでそのことも忘れず、それでも楽しみながらチーム一丸となって勝てたらなと思います。

 

斎藤選手

―守備に関しての感想はありますか
ワンマークというのをチーム全体で徹底していました。なるべく相手を攻撃させないようにしました。

―次戦に向けての意気込みを教えてください
次負けてしまったら終わりだという試合が続きます。負けられない戦いが続くので必ず勝ちたいと思います。

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