【準硬式野球部】球春到来!春季リーグ戦が今年も開幕!

◆2023年度東京六大学準硬式野球春季リーグ戦◆

41日 対法大 法大・多摩キャンパス

今年も準硬式野球部に春がやってきた。4月1日、春季リーグ対法大1戦目。3月17日の関東選手権で敗れた相手と、奇しくも2週間ぶりに対戦が決まった。関東選手権では2-7と点差をつけられた苦い経験を糧に、立大ナインは白星をつかみ取ることができるのか。試合は昼下がりにプレーボールとなった。       

今年度、主将を務める吉野(コ4)

先攻は立大。1回表、四球を選び二死一、二塁から打席に入ったのは藤井蒼(観3)だ。ストライクゾーンに甘めに入った球を弾き返し、左前適時打を放つ。二死一、三塁にチャンスを広げたところで、続く森川(営3)も左前適時打で2点目を追加。そのまま1回の攻撃を終えた。
春季リーグ初戦のマウンドに立ったのは、昨年の六大学リーグ戦でも剛腕を振るった上岡(社3)だ。1回裏、先頭打者に粘られ二塁打を放たれると、盗塁や立大の失策が絡み1点を奪われる。さらに2回裏、先頭打者に四球を出した後に犠打を決められ一死二塁に陥った。ここで相手打者に同点適時二塁打を放たれて2-2になる。続く3回裏には、4番打者に二塁打を決められ、さらに左越本塁打を放たれる。2-4と逆転を許してしまった。            

大学入学後、初のマウンドに立った小林(観3)

このまま負けを喫するわけにはいかない立大。6回表、ゲームの後半から反撃ののろしが上がった。藤井蒼が四球を選ぶと、続く森川が左安打を放ち無死一、三塁に。ここで迎えた打者は陶山(コ3)。痛烈な右前適時打を放ち2得点を追加した。試合を振り出しに戻した陶山は大きくガッツポーズ。立大ベンチは歓喜に沸いた。
7回からは期待の2年生右腕、新保(観2)が登板。先頭打者を右飛に打ち取るも、続く打者に右安打を許す。さらに、走者を二人ためて迎えた打者に左越本塁打を浴び、3失点をしてしまった。8回裏には川瀬(コ4)がマウンドに上がる。相手打者に死球や四球を出し、さらに二本の適時打を放たれて3点を奪われた。ここで投手を川瀬から小林に交代。高校時代は外野手を務めていた小林は、投手としての出場は大学初。緊張の面持ちで登板に臨むも打者を捕邪飛に打ち取り、8回裏を締めくくった。
4-10で迎えた最終回。ここで立大が粘りのプレーを見せる。4番打者・藤井達(社4)が右前二塁打を放つと、続く藤井蒼の中前適時打で1点を入れる。さらに森川の適時打でさらに1点を追加した。9回に2得点を入れるも、6-10でゲームセット。貪欲な粘りを見せたが黒星に終わった。
「一歩及ばず悔しい」。今年度、主将に就任した吉野は冷静に試合を振り返った。関東選手権で敗れた相手に苦渋を飲まされた立大。課題の多く出た春季リーグ初戦となった。

(4月13日・平岡薫奈)

◆コメント◆ 小林投手

-ピッチャーとして8回裏に登板したが
1週間くらい前から肩を作り始めて、やはり緊張はしたのですが、なんとか抑えられたかなと思います。

-登板するのを聞いたのはいつ頃か
本当は9回だったのですが、8回裏にいきなり聞かされて。緊張はずっとしていました。最後にバッターを打ち取った時は逆に切り替えられて開き直って投げられたので良かったです。

-相手打線への対策など
対策はなかったですね、とりあえず思いっきり投げることを意識していました。

-ピッチングの強みは
コントロールがあまり良くないのですが、変化のキレというかまっすぐの威力、ストレートの威力がすごい自信になりました。コントロールさえ良ければ、ストレートさえ入れば打たれないなと思います。

-ピッチングの満足度は
満足度的には0点で抑えたので80点くらいです!

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