【アメリカンフットボール部】上位リーグ初戦! 早大OFを抑えきれず日本一の座を逃した

◆2022年度関東大学アメリカンフットボールリーグ戦◆

1030日 対早大 アミノバイタルフィールド

上位リーグへと駒を進めた立大。初戦の相手は1次リーグを全勝で通過した早大・BIG BEARSだ。先制するも強豪のオフェンスをブロックしきれず、23-44で黒星を喫した。

プレー前集まる選手たち

立大のレシーブで試合が開始する。順調にゲインを重ねるとQB#10宅和(営4)のパスをWR#14篠藤(社3)がキャッチしTD。先制点を挙げるもオンサイドキックを失敗してしまう。敵陣でOFを開始した早大のロングランに、立大は追いつくことができずTDを献上。同点を許すと続くOFでは1stダウンを更新できずに攻撃権を渡す。再びTDを決められ逆転。早大のOFに圧倒され、流れを渡してしまう。その後も自陣42yから1stダウンを開始する好機を演出するもインターセプトを決められターンオーバーを許す。そのままTDパスを決められ7-21で前半を終えた。

ボールを持ち攻め込む#29岩月(法4)

後半は早大の攻撃から始まる。開始3分、74yの独走ランを決められさらに点差を離される。しかし立大は諦めず一進一退の攻防を見せる。第3Q終了間近にFGで3点を献上するもRushersの勝利への執念は深かった。最終QにRB#43星野(社2)による18yのランなどで着実に1stダウンを更新し続け、エンドゾーンまで2yの好機を作る。QB#10宅和のパスを#29岩月がキャッチし、TD。PATではTE#86宮川(現4)が2点を獲得した。点差は16点に縮まるもBIG BEARSもモメンタムを渡さない。立大は相手QBの巧みなフェイントに惑わされTDを許してしまう。しかしその後のOFでもRushersは攻め続けた。試合時間残り2分でWR#11和田(済4)がボールをキャッチ。エンドゾーンへ走り抜けTDを決めた。PATではWR#14篠藤が2点を獲得。立大の意地を見せた。このままなんとかして粘りたい立大だったが、残り3秒に再びBIG BEARSがTD。Rushersは不屈のOFを見せるも23-44で試合を終えた。

ボールを運ぶRB#43星野

上位2次リーグの強さを目の当たりにした立大。試合後、和田は「予想以上に強かった」と語った。リーグ戦も残り2節。日本一への道は途絶えたが、Rushersは全力で戦い続ける。

(11月13日・宇津木萌香)

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