【陸上競技部】明日は箱根駅伝予選会!更なるジャンプアップを目指す14人の選手に直前インタビュー!~3・4年生編~

遂に明日、箱根路をかけた戦いが幕を開ける。「立教箱根駅伝2024」事業開始により実力派の新入生がチームに加わった。コロナ禍に揺れた今シーズンも着実に力を蓄え、作年の23位から更なる飛躍が期待される立大。今大会にエントリーする14人の選手にインタビューを行った。

増井 大介 (営4=立教新座高)

部を背中で引っ張ってきた主将増井。有終の美を飾ることができるか

◆自己ベスト◆
5000㍍:14‘44“35(2019年9月22日)
10000㍍:30’29“85(2020年9月27日)
ハーフマラソン:68‘11(2019年10月26日)

◆インタビュー抜粋◆
ー予選会まであと1週間
しっかりと今年8月頭から9月まで約1ヶ月半近く合宿をしてきて、合宿から帰ってきて記録会が2本あって。そこから徐々に徐々にしっかりと上がってこれたかなと思います。

ーチームの雰囲気
夏合宿期間中も長かったのもあったのですけど、一年生も多いチームで。本当にみんな元気というか。かなりメニューが例年に増してきつくなってくるんですけど、苦しい時でも雰囲気が悪くならず、元気よくできるっていうのがチームの良さだと思うので。大会までこの雰囲気を継続して、しっかりと緊張感持つ時はもって、明るくいくのが自分たちらしいかなと思います。

―去年と比べて成長は実感する
やっぱり一つ陸上競技で記録会であったりとか目に見えてタイムとして結果が出てくるところだと思うので。やっぱり記録会の結果を俯瞰的に見た時に、去年よりも10000㍍の平均タイムを1分半くらい縮めることが出来たので、それだけ成長出来てるなと実感できてます。

―主将としての一年間を振り返って
本当に色々あったなという感じでしたね。やっぱりコロナの影響だったりとか、新しい一年生が入ってきたりだとか、寮が出来て生活環境が変わってきた中で。本当に主将らしいというか。そんな僕自身チームをがつがつ引っ張っていく、言葉でチームを引っ張っていくタイプではないので。行動であったりとか、そういった部分で示せればいいのかなと思ってチームを引っ張ってきたので。まだまだ最後の大きな仕事が残っているので、そこはしっかりとこなして、結果がついてくれば頑張ったのかなという風に思います。

ー予選会に向けてどのような準備をしてきたか
当然このプロジェクトが始まってから、しっかりと1年間予選会に向けて長い距離への対応という準備もしてきましたし、8月9月10月と予選会が現実的になってくる中で、一年生が多いので3年間予選会を経験してきている身として予選会の辛さであったりとか長い距離の走り方であったりとか、そういった部分をコミュニケーションで伝えていったりだとかそういう準備をしています。

―予選会でのレースプラン
今年に関していえば上級生としてしっかりと。自分が先にゴールするという面もそうですし、しっかりと後輩を引き連れてじゃないですけど。集団の先頭に立って、チーム引っ張っていくような役割があると思うので、しっかりと15キロまでは余力をもって、そこからラスト6キロはしっかりと気持ちを込めてじゃないですけど。悔いの残らないようにしっかりと走りたいと思います。

―当日の目標
チームとしては10番台に乗せるっていうのが今年の最低限の目標があるのでまずはそこに貢献できるような走りという部分と。個人ではしっかりとチームの上位には食い込みたいと思うので、5番以内には必ず。5番以内に帰って来られればなと思います。

斎藤 俊輔 (観3=秦野高)

学連選抜入りを目指すエース斎藤。昨年あと5秒で逃した箱根の切符を今年こそつかみ取れるか

◆自己ベスト◆
5000㍍:14‘06“80(2019年12月1日)
10000㍍:29‘22“21(2020年9月27日)
ハーフマラソン:66‘04(2019年10月26日)

◆インタビュー抜粋◆
−どうです最近は
最近はちゃんと走れてますよ。

−自信は
学連には入れると思うんだけどね。

−ほんと?
だって去年と比較すると確実に良くなってるはずだから、入れる気もするけどまだ分かんないか。

−ライバルとかは特にいない
流れが大事だから、追わなきゃなって感じ。結局近くにいる人が学連か分かんないからね。

−走りの持ち味って「一定のペースで押せる」だっけ
なんて言ってたっけ?一定のペースで押せるのもそうだね、あとはスパートも。ずっとスパートで勝ってきたから、その2つは変わってない。

−ハーフでも
ハーフでもそう。去年の予選会も結構一定のペースで押して、ラスト1キロかっ飛ばしてるから。

−結構取材くる?
スポーツ報知とかでしょ。ぼちぼちくるけど、そんなたくさんは来ない。

−斎藤俊輔は名が知れてるから
まだまだだよ、箱根でたらだいぶ有名になるよね。

石鍋 拓海(法3=日大習志野)

小学校の時の担任の先生から教わった「継続は力なり」という言葉を大切にする石鍋。積み上げてきた練習の成果を発揮できるか

◆自己ベスト◆
5000㍍:14‘56“33(2020年7月13日)
10000㍍:31‘34“85(2019年11月30日)
ハーフマラソン:69‘26(2020年1月19日)

◆インタビュー抜粋◆
ー去年から10000㍍のベスト1分くらい更新しているが調子は
去年予選会後に今と同じくらいのベストタイムは出してて。この前の10000はまだ合宿の疲労が残ってて、それでももう少し走れたらよかったなと思ったんですけど。最低限の走りだったかなと思ってます。

ー寮生活始まっておよそ半年。生活は慣れた?
最初はやっぱり慣れない部分があったんですけど、普段家から学校に通うのと違ってやっぱり仲間と毎日いるという状況で、コミュニケーションとか多く取れたりするので情報共有とか陸上に関する話だったり3年なので就活に関することであったりとか色々情報共有できるのはいいこと。

ー今年の1年生
走りの面から見ると強豪校出身の選手ばかりなので強い。練習に対する意識は自分たちも見習わないとなと思うことも多々ある。私生活で言うとみんなフレンドリーで話しやすい。1年生も意見バンバン言ってくれる。

ー自分の走りの持ち味
スピードよりかは長い距離の方が適正はあると思ってて。あまり大きく度を越すことなく淡々とペースを刻むっていうのが、自分の持ち味かな。

ー今年の目標
チームの全体目標と照らし合わせると、選抜の中では自分は下の方になってしまうんですけど、66分から67分くらいでまとめたいと思っています。

ー目標達成のためにプランは
1㌔当たり3分10秒くらいのペースになってくるので、そのペースを頭に叩いて淡々と刻む。今年は無観客で駐屯地を回る感じなので、精神的にキツいと思うが耐えるしかない。

ー予選会に向けての意気込み
去年の予選会はアスリート選抜の子が入ってない中、結果的には順位を上げられて、今年は改めて選抜の一年生が入ってきての予選会となるので注目度も高まってくると思うんですけど、自分たちが夏通してやってきたことを証明できる予選会にしたいです。

(10月16日 編集・田川怜奈/インタビュー・小松勇斗、藤部千花、日野雅由子、田川怜奈、濱渡晏月、石曽根綾花、武田麻友香)

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