手前から矢島、渡辺、永山。皆中をして勝利に貢献した

【弓道部】オンラインでも強い立教!27中差をつけ快勝!

令和3年度の大学弓道のリーグ戦は現在の新型コロナウイルスの影響によって、会場と会場をオンラインミーティングアプリzoomを使用し、双方をつなぎ行うという異例のオンライン形式となった。その初戦となる玉川大戦に立大は89-62と快勝し今後の試合に向けて弾みをつけた。

会場が普段練習をしているホームで、対戦相手は見えない状況だったためか、調子が上がっていない選手もいた。しかし互いにアドバイスをすることで修正を行い、終始リードを渡さず快勝を収めた。立大は例年拍手や掛け声を出すことで雰囲気を作るチーム。今年は規定により掛け声を出すことは叶わなかったが、いい射(しゃ)が出た際には拍手をするなどしていい雰囲気を作っていた。89中という的中数について、主将・渡辺は「勝利することができたのはよかったが、89中は例年と比べると少ない。100中は欲しかった。」と冷静に振り返った。昨年は雰囲気だけでなく的中数でも圧倒してきた立大。次戦はより磨きをかけた射技を見せてくれるだろう。
スコア弓道男子20201004

◆主将・渡辺◆
―試合の感触はどうだったか
オンラインの試合というのは例年なく形式が違うということもあってかなり混乱しながらの試合でした。そのこともあってチームの中(あた)りが下がったかなという所はありましたが勝ててよかったです。
―コロナ禍はどうしていたか
今日の試合は的4個でしたが例年は的を9個つけて練習していました。今年は距離を保つために的を5個にしたり、発生を少なくしたり、マスクを着用したりしています。活動禁止期間はチームのまとまりを保つためにオンラインでのミーティングをしたり、班を組んで筋トレをしたりして筋肉だけは落ちないようにしていました。
―今年のチームを総評すると
今年はみんなが同じ方向を向いて頑張っていると感じています。コロナが流行している状況下でモチベーションが不安でしたが道場が使用できるようになってからみんな練習を頑張っていたのでそれを感じることができました。
―今年の目標は
リーグ戦が無くなり代替試合になってしまったので難しい所ですが、関東全日本が延期して回ってきたのでそこで決勝トーナメントまで勝ち上がってベスト8まで行きたいです。
―次戦に向けて
今日勝手(かって)が分かったので、あとは自分の射をするだけかなという感じです。練習の中で一人一人の射を見て、その人の射が崩れないように見守っていきたいです。

(10月9日・八村慶介)

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