【サッカー部】先発5人入れ替えも明学大とスコアレスドロー…勝ち点は「20」に到達

◆JR東日本カップ2020第94回関東大学サッカーリーグ戦【2部】◆

11月28日 対明学大

関東2部リーグ第19節が28日に行われた。明学大と対戦した立大は前節から先発5人を入れ替える荒治療で挑んだが、最後まで得点を奪えずスコアレスドローに終わった。順位は変わらず8位をキープし、降格圏の明学大との勝ち点差は「6」となっている。

試合前は出場選手・控え選手が一体となってグータッチ

シュート数は相手の2本を大きく上回る8本。敵陣でボールを持つ時間も多かったが、1点が遠かった。

前半は桐(コ3=日大藤沢)がドリブル突破を図り幾度となく好機を演出。小刻みなフェイントで相手DFを翻弄(ほんろう)し、前線で待つ平林(営4=八千代)、小林(コ4=東農大三)にパスを供給していく。パターンを失っても相手の体にボールを当ててCKを獲得するなど、チームが得意とするセットプレーでの得点を狙った。今季7アシストの堀(異2=ジェフユナイテッド千葉U−18)を起点としたサイド攻撃からもゴールに迫ったが、クロスボールを中で合わせられず、前半を0−0で折り返す。

今季7得点と好調の宮倉もスコアを動かせなかった

後半序盤は相手のセットプレーからピンチを迎えたが、菅原(コ4=横浜FC・Y)、桂島(法4=八千代)を中心とした守備陣が集中力を高く保ち、膠着(こうちゃく)した展開が続く。オフェンスでは56分に宮倉(法3=川越東)、71分に長谷川(営3=三菱養和SC・Y)と立川(済3=浦和レッズY)が途中出場を果たし、徐々にチャンスをつくりだす。75分過ぎには本田(済4=JFAアカデミー福島)から掘へとつなぎ、最後はクロスボールに宮倉が頭で合わせたが、ボールは惜しくもポスト左に外れた。終了間際にも立川のパスから宮倉が抜け出しシュートを狙うも枠を捉え切れず、そのままスコアレスドローに終わった。

5勝5分9敗で勝ち点「20」となった立大は、第20節に日体大(前期1−2●)、第21節に東京国際大(前期2−0○)、最終節となる第22節には関東学大(前期0−2●)との対戦を迎える。

(11月29日・小根久保 礼央)

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