【ラグビー部】序盤ペースを握られるも、試合の中で修正し、後半で見せた力の差

◆令和元年度関東大学対抗戦Bグループ◆

11月10日 対東大 立大富士見グラウンド


前半東大の激しい守備に苦労したが、ハーフタイムを挟んで迎えた後半。立大らしさ溢れるラグビーが復活。試合の中で修正力の高さを見せた。

相手のタックルを物ともせず突進するFB小林(法3)と後ろからサポートするFL相良(営3)

前半、東大の組織的な守備に苦労する。相手との間合いを詰め、圧力をかけるディフェンスで立大へプレッシャーをかけた。守備からリズムを作った東大がボールを保持して立大らしさを表現できなかった。PR大和(観1)は前半を「お互い探り合いがあって、そこで後手に回ってしまっていた」と振り返った。結果的には6トライ4ゴール、38点獲得したがハーフタイムのチームトークでは修正の声が活発に叫ばれた。
全員で輪になり主将津田が鼓舞してから臨んだ後半。立大の力の差を見せつけた。SO安藤(観1)のラインブレイクやHO下根(観4)のドライブなどで敵陣へ攻め込む時間が長くなる。最終的には後半だけで47得点を挙げ、78点差をつけて星取り表に白を並べた。

コンバージョンキックに集中するSO安藤(観1)。この試合フル出場し、ゴールを決めた

試合を通してはキックパスが繋がった。前半ノータイムでアドバンテージを獲得した立大は左端で待ち構えていたWTB津田(営4)へ。豪快に相手をかわし、最後は相良(営3)がトライ。後半28分にはSO安藤(観4)の正確なキックに相良が追いついた。相手の空間をついた攻撃をすることができた。
対抗戦はいよいよ大詰め。次戦の明学大戦は日本一“アツい”ラグビーのまち熊谷に会場を移し行われる。勝利した方が対抗戦Bグループ優勝となる。全勝優勝を果たし、対抗戦Aグループに臨みたい。
(11月15日 矢作峰士)
◆コメント◆ WTB津田(営4)
ー今日の試合を振り返って
前半、ボールセキュリティのところとかディフェンスで簡単にゲインされるところとかがあったのはすぐに修正しないといけないと思いました。それを修正して、後半はミスが少なく、ディフェンスも固く守れていたので良かったと思います。

ー今日のチームの雰囲気
最後の1秒まで攻め続けようという意識がありました。後半入っても、最後まで攻め続けてトライを取れたのでそれはよかったと思います。
ーマンオブザマッチ。
今日は対抗戦で初めてのトライを取ることが目標だったので、嬉しいことなんですけど、この後の慶應だったり入れ替え戦の相手になった時にもこんな感じでもっともっとトライを取れるようになれれば、自分としても成長できるのではないかと思います。練習の中でしか成長はできないので、もっと練習を積み重ねていきたいです。
◆コメント◆ PR大和大祐(観1)
ーー自分自身でどこが評価されたと思いますか。
目立ったプレーではなくて。当たり前のことを当たり前にやったのが良かったのかなと思います。試合でやろうと言っていたキックの蹴られた後のブロックとか、そういったところを意識してできました。
ーーセットプレーの成功率が高いですが、それについてどう思っていますか。
個人てしての課題はもう少し右側で組むというのがあって。最初スクラム1本目で相手に入られてしまったんですけど、それ以降のスクラムで試合の中で改善できたのでそこがよかったです。

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