【ホッケー部女子】粘り勝ち!入れ替え戦への切符獲得!

◆2019年度関東学生秋季ホッケーリーグ戦◆

11月2日 対横市大東大駒場第二グラウンド

低い姿勢でストロークを放つ安達(文2)

ここまで負けなしの立大。春季1部でSO戦の末に敗れた因縁の相手、横市大との対戦となった。
第1Q、第2Qどちらも相手のペースで試合が進み、立大の選手たちに焦りが見られた。しかし、粘り強いディフェンスにより相手に得点を許さず、ハーフタイムを迎えた。
迎えた第3Q、開始直後から立大の攻撃が炸裂する。パスが縦に通る回数も増え、ボールを前に運んでいく。完全に立大のペースに持ち込んだかに見えた。だが、相手は守りの横市大。なかなか得点には結びつかない。ノータイムで立大にチャンスが訪れる。#12杵渕(コ4)のシュートが決まり、直後にホイッスルが鳴った。続く第4Qも同様に立大のペースで試合は展開していたが、残り時間5分のところで相手に得点を許してしまい、同点に。決着はSO戦に持ち越されることになった。

3連続でゴールを死守した市村(コ3)に駆け寄る廣瀬(コ4=右)と寺木(文4)

そして迎えたSO戦。立大は今春季リーグの順位決定戦において横市大とのSO戦で敗れている。しかしGK市村の好セーブが連発し、相手に1ゴールも許すことなく勝利を収めた。
全勝で順位決定戦を通過し、絶好調の立大。「今のチームなら絶対に昇格できる」と試合後市村も断言するように、コミュニケーションを重視するチーム作りで着実に成長している。1部昇格への道を進んでいく立大ホッケー部女子から目が離せない。

SOで勝利を決め喜ぶ選手たち

(11月18日・佐藤美春)

◆コメント◆
#27 寺木選手
―今日の試合を振り返って
勝ててよかったっていうのはすごくあって、入れ替え戦に行けるということで、私たちがずっと目標としていた“全勝して1部昇格”というのに一歩近づけたかなと思います。

―3Qが攻撃の機会も増えて、盛り上がっていましたよね
ハーフタイムに監督から「もっと攻めれるよ」というちょっと厳しめの言葉をいただいたのと、今まで勝ってきたなかでやっぱり0-0では終われないというみんなの気持ちが立て直したというのが大きかったと思います。

―今日の課題点
これまでの試合だと、早いうちに点を取っていたので雰囲気も良かったんですけど、今日みたいに点が取れない時間が続くと雰囲気が落ちちゃうというか、チーム全体の士気が下がってしまうので、しっかり声をかけて気持ちをすぐに立て直せるようにしていかないといけないと思いました。

―次戦の注目選手と見どころは
注目選手は4年生の杵渕です。今日も点を決めてくれたし、ここぞという時に絶対決めてくれたり、何かアクションを起こしてくれる子なので、次も点につながる何かを起こしてくれるんじゃないかなと思います。

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