【バレーボール部】最終戦はストレート勝ち!いざインカレへ

◆2019年度秋季関東大学バレーボールリーグ戦◆

10月26日 対中央学大 大東大東松山キャンパス

2勝8敗で迎えた秋季リーグ最終戦。なかなか白星が上がらず、苦しい試合が続いた今季だったが、最終戦は「やってきたことが出た」(阪本=コ4)。高さで他大に劣る分、磨いてきたサーブ。サービスエースという形で現れただけでなく、サーブで相手を崩してブロックポイントに繋げることができた。練習の成果を出し、今季2回目となるストレート勝ちを納めた立大。2部8位でインカレ出場を決めた。

試合後、応援団と共にカメラに向かって笑顔を見せる選手たち

先制点は立大。#12矢野(済1)のノータッチサービスエースで好調なスタートを切った。#11星倉(文1)のブロックも冴え渡り、終始立大がリードする展開に。第1セット終盤、19-16でサーブは主将の#1羽田(営4)。今季好調のサーブで相手を崩し、最後はセッターの#9中嶌(現2)がツーアタックで20点目を決めた。21点目は羽田のサービスエース。相手に付け入る隙を与えず、一度もリード許さないまま第1セットを奪った。

狙いを定めサーブの体制に入る#1羽田

第2セットは中央学大に先制を許すも、すぐさま6連続ポイント。相手を勢いづかせることはなかった。終盤両チームともミスが続きデュースにもつれ込むも、最後は#19濱野(済2)が1枚ブロックで相手のスパイクをシャットアウト。濱野は第3セットでもサービスエースを決め、チームを勢い付けた。一度もリードを許さなかった第3セット。#13井原(済1)のスパイクで25点目を奪い、ストレート勝ちを納めた。

タイムアウト中、主将・羽田に声をかける副将・阪本

練習でも重点を置いてきたサーブ。監督から受けた狙い所や打ち方の指示を、全員が練習から意識して打ってきたことが功を奏した。試合の途中に相手がサーブレシーブの形態を変えたときには、コート外の阪本が声をかけ狙いを変えた。「サーブで攻めようという指示通り攻められたのはすごく良かった」と羽田も納得のリーグ最終戦となった。この1勝によりインカレ出場を決めた立大は代替わりを迎える。3年生が主体となって初めて迎えるインカレ。昨年は2回戦で敗退を喫したが、今年はどこまで進むことができるのか。11月26日に迎える初戦の長崎国際大戦から目が離せない戦いが続く。

(11月19日・洞内美帆)

◆コメント◆
羽田 桃太朗選手(営4)
―リーグを終えて世代交代を迎えた心境は
終わった瞬間すごくほっとしてやり切ったなという気持ちで、1年間通して良かったなと思います。
―主将として託したい思いは
バレーボールをする上で根本であるのがバレーを楽しむということでそこは後輩にも示せたのかなと思うので、来年どんな組織になってもバレーボールを楽しむっていうことを忘れないで欲しいです。
阪本 直弥選手(コ4)
―主将の羽田選手をはじめ、同期をどのように見ていたか
自分と木俣(コ4)と奥野(文4)は合理的で話も分かってくれてややドライなとこもあったけれど、それに比べて桃太朗は人間味があって、いくら正しいことを言われてもああいう優しいというか温かい人じゃないと付いていこうとならないので、そういう意味で桃太朗がいてくれたからこそ、自分たちの合理的な発言がみんなに浸透したのかなと。本当に同期はいいバランスでできたかなと思います。

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