【男子ラクロス部】日本一に王手!関西1位・関学大に力の差を見せつける!

◆2019年 Bリーグ全日準決勝◆

11月16日 対関学大 葛西臨海公園

Bリーグ日本一に王手をかけた!準決勝の相手は関西の1位校・関学大。強靭なフィジカル、パススピードの速さに序盤戸惑うも、守備陣が奮闘する。一方、攻撃陣は熊田(済2)の得点をはじめ4点を獲得。攻守が噛み合い、決勝進出を果たした。

ゾーンディフェンスが見事に機能した。序盤関東にはない1on1の強さに苦しむ。押し負けない体の強さ。パス回しの速さ。ボールを奪取するのに一苦労した。しかし、ゴーリーを中心としたゾーンディフェンスが関学大の攻撃を阻む。相手にボールをゴール前まで運ばれるも、ディフェンス陣が懸命に防いだ。第2Qには、ゴールライン上にボールが乗っかる最大のピンチが訪れる。しかし、ディフェンス陣が必死にボールを掻き出し、得点を許さなかった。最後まで集中力を保ち、相手のスコアボードに0を重ねた。

得点を決め観客席に拳を突き上げる石井(営3)

互角の勝負を繰り広げていた第1Q。このまま両者無得点で終わるかと思われたが、残り40秒で試合は動いた。「隙があれば狙っていた」と熊田は常に得点の機会を窺っていた。相手の守備が乱れた隙に、ゴール裏から仕掛ける。相手をかわしつつ、ショットを打てるよう角度を作る。そこから得意のダイブ。熊田の十八番の形で、立大に先制点をもたらした。「気持ちで取った」と振り返るように、気迫のプレーでチームを鼓舞した。その後、リズムに乗った立大はチャンスを確実にものにし、4得点を獲得した。

得点を決める加賀屋(現3)

関西1位を下し、Bリーグ日本一にあと1勝の立大。決勝の相手は前回敗れた宿敵・早大だ。しかし、チームは常に早大を分析し続け、勝利を夢みてきた。勝っても負けても、Bリーグ最後の試合。日本一に輝くために、紫の戦士たちは全力で早大戦に挑む。
(11月17日・川崎翔海)

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