【女子ラクロス部】ライバルに逆転!

◆準リーグ◆

10月20日 対明大 立教大学新座キャンパス多目的グラウンド

因縁のライバル明大に立大αが挑んだ。お互いに手の内を知り尽くしている相手だけに、絶対に負けられない一戦だった。結果は5−4。接戦を制した。

前半はお互い一歩も譲らず、一進一退の攻防となった。立大は序盤、攻め込まれる展開が続く。明大に先制点を奪われた立大だったが、黙って流れを渡すことはしない。前半4分、#29小高(コ4)がゴール裏から回り込み、豪快にシュート。続いて、相手のファウルからチャンスを得た#25石田(観2)が確実に決める。逆転もつかの間、15分、明大に2点目を許すと、2−2の同点で前半を折り返した。

得点し、抱きしめあって喜びを分かち合う選手たち

勝負の後半。何としても得点したい立大だが、意に反して、流れは明大に傾く。開始3分でまさかの2失点。反撃のチャンスを伺う立大。後半10分だった。#19田中(コ4)のアシストから#20吉澤(コ3)が放ったシューはゴーリーの隙を抜け、突き刺さった。反撃の始まりに、応援のボルテージが上がる。同点に追いついたのは14分。フリーシュートを獲得した#22金谷(理2)が落ち着いて決めた。試合は再び振り出しに戻り、さらに激しさが増す。それでも立大の勢いは止まらない。18分、#21岩佐(法4)の渾身のシュートが決勝打となった。そのままリードを守り抜き、試合終了のホ
イッスルとともに立大の歓喜の渦に会場中が包まれた。

ライバルに見事逆転し、勝ち切った。また、5人の得点者が出たことは、立大αの選手層の厚さを露呈させた。準リーグ優勝に向かって突っ走る立大α。決勝で歓喜に沸く選手たちを見たい。

(11月6日・彦坂秋恵)

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