【女子バスケットボール部】秋季リーグ閉幕!悔しさと安堵、両方が残る結果に

◆第69回関東大学女子バスケットボールリーグ戦◆

10月27日 日体大世田谷キャンパス

「最後逆転できなかったのがすごく悔しい」。約2カ月、14試合にも及ぶ秋季リーグ最終戦を迎えた立大。1戦目では勝利した共栄大相手に試合終了まで奮闘するが、惜しくも敗れた。

第1Q開始直後、共栄大に先制されるが立大も負けじと攻めた。だが相手の強いあたりに押され苦戦。#27小沼(営3)が相手のファウルによるフリースローのチャンスをものにし、続けてシュートも決めるも、立て続けにスリーポイントを打たれリバウンドにも参入できない状況が続いた。第2Qは#16芳賀(現2)が2本のスリーポイントを決め6点を追加。しかし、思うようにパスが通らない場面も多かった。相手にボールが渡り、差も広げられてしまう。

ハイタッチをする#28高野(社2)と#5中島

第3Qも、いつも通りのシュートが決まらずリバウンドもなかなか取れない。この緊張感の中でも後半では#16芳賀が2度もスリーポイントを決めチームの勢いに火をつけた。主将の#10矢野(社4)も冷静なプレーで得点を重ね、7点差にまで差を縮め最終Qに突入。しかし、相手に追いつこうと得点するも差は変わらず。さらにバスケットカウント、続いてリバウンドを取られ加点を許すも、残り約1分間で#5中島(現3)、#27小沼、#13小山内(営2)が得点し、点差を狭める。だが逆転することはできず試合は終了した。

リーグ戦を通しての順位は8チーム中6位。 当初の目標はインカレに出場できる3位以内であったが、リーグ戦前半での連敗でかなわず。だがチームの心は折れることなく、2部Aブロック残留という新たな目標のもと最後まで諦めなかった。

「4年生とできる試合が最後なので、練習から4年生とできることを楽しんで、吸収できるものは吸収して自分のプラスにしていけたらなと思う」と#16芳賀は話す。次に待つのは六大学女子対抗戦。4年生はこの大会で引退となる。最後の最後まで全力バスケで戦い切ってほしい。

(11月3日・藤咲恵子)

シュートを放つ#13小山内(営2)

◇コメント◇
#5 中島
-今日の試合を振り返って
リバウンドで向こうのリズムに乗られたのを立て直せなくて、自分たち自身が崩れちゃったというのがあるので、そこは来シーズンの課題になるかなと感じています。
-六大学戦に向けて
いい意味でも、今回のリーグ戦みたいな緊張感がないので、みんなで四年生を送り出せたらいいなと思います。四年生を立てて送り出したいと思います。

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