【バスケットボール部】出だし好調も… DF面に課題残す

第94回関東大学バスケットボールリーグ戦

9月22日 対江戸川大 立大新座キャンパス

◆第94回関東大学バスケットボールリーグ戦◆
立大 71 22-17
12-26
95 江戸川大
14-25
23-27

スリーポイントを放つ#6井関(法2)

リーグ戦9試合目にして、初めてのホーム開催試合が、江戸川大を迎えて行われた。#6井関が全6本のスリーポイントを決める活躍も、DFがうまく機能せず大事な1戦を落とした。

第1Q、チーム初得点が#6井関の3Pによって入ると、#34竹中(営2)も2連続3P。慣れ親しんだ会場の雰囲気をうまく巻き込んで、一気に立大ムードへと駆り立てていく。ここまでのリーグ戦での大きな課題の1つである“入りの悪さ”を克服し、22-17とリードで第1Qを終える。

続く第2Qは、普段とは少し違う顔ぶれだった。いつも、ベンチで仲間に声援を送っている側である#8小林(異2)と#9神田(営2)がこの日はコートに立ち、躍動した。開始直後には#8小林、中盤には#9神田がそれぞれ、相手のDFを交わしてシュートを決め、存在感をアピール。しかし、試合の流れは完全に相手へと傾いていた。あっさり追いつかれると、そのまま逆転を許し10点ビハインドで試合を折り返す。

後半に入っても、なかなか攻撃のリズムを作ることができない。それでも、#21伊藤(文4)のレイアップや#6井関の3Pで得点し、必死に点差を縮めようと奮闘する。だが、点差は縮まるどころか、見る見るうちに開いていく。

DF面では、相手の高さに対応しようと中に寄り過ぎてしまったのか、アウトサイドシュートをたくさん許してしまう。また、相手チームの#12、高身長の外国人選手にリバウンドを取られたりと悪い流れを断ち切れないまま、48-68と20点差まで広がり、第3Q終了。第4Qに突入し、#21伊藤や#井関を中心に得点を積み上げるも、戦況に変化ははなかった。71-95で試合終了を告げる合図。

この試合を終え、チームの連敗は“5”まで伸びることに。#21伊藤は、「どこかで勝たないと負け癖がついてしまう」と危機感を抱いていた。明日も、ここ新座キャンパスで埼玉工大との対戦が控えている選手たち。脱・連敗に向け、明日こそホームで勝ち試合を見せてくれることに期待したい。(10月4日・大木紫万)

◆コメント◆
♯21 伊藤
―今日の試合振り返って

大きいというのもありましたけど、中に寄りすぎてアウトサイド打たれてしまっていたので、それが課題ですね
―オフェンス面は
外から入ってて良い流れで、走れてたんですけど、もっとリバウンドを取らなきゃいけなかったんですけど。決められてしまってたで、走るバスケを最後まで徹底はできなかったですね
―ここ3試合は惜しいところで負けていますが
そうですね、どこかで勝たないと負け癖がついて。2周目も1勝もできないっていう去年みたいな感じになると思うので。明日、勝ちたいです
―あと2試合でリーグ戦を折り返します
下の争いも激しいで、まだ抜け出すことも可能なので。一応上見てやってきたんですけど、本当に明日の試合が結構大事な試合になりますね。本当は今週は4連勝で良い流れでいくはずだったんですけど、うまくいかないですね
―明日、来週の連勝で良い流れを作りたい
とりあえず、まず一勝。連勝というよりは、目の前の試合で、どんな形でもいいから勝つことを。

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