【ハンドボール部】後半24分に逆転され法大に惜敗

関東学生秋季リーグ戦

9月23日 対法大 明大和泉キャンパス

秋季リーグ第6戦。敗戦が続いている立大は、開幕から未だ勝ち無しと低迷している法大と対戦した。法大は定期戦でも対戦し、今春は勝利した相手。負けられない一戦だったが、前半の5点リードを守りきれず敗戦した。
立大は立ち上がりこそ悪かったものの、「焦らず、一点一点返していく展開の前半はすごくよかった」(下地 コ4=興南)と、着実に一点ずつ返していく粘りのハンド。特に前半7分、11分の7メートルシュートでは、関根(コ3=浦和学院)が2連続で成功させるなど、チャンスを確実にものにしていく。ディフェンスで押され気味でも得意の「速攻」でリードを広げていく。コートの中からは下地のアシストから得点した比嘉(コ3=浦添)の「無双!」という元気な声も。前半を5点リードで優勢なまま折り返す。

サイドシュートを打つ比嘉。元気なプレーと声かけでチームを盛り立てた

しかし、後半はミスが多発し苦戦を強いられる。オフェンス時のパスが繋がらず逆速攻されての失点や、シュートミスで好機を逃す場面が続いた。大きなリードもじわり、じわりと詰められ、後半26分には逆転されてしまう。残り4分に再逆転を狙った積極的なプレーが続くも及ばず。法大相手に勝ち点を落とした。

第3戦の中大戦以降、なかなか勝ち点を得られない立大。実力が拮抗している1部で、毎試合あと一歩勝ちきれない現状に「まだ1部の力に追いついていない訳ではないが、強さが足りない」と主将・下地はもどかしさを露わにする。リーグ終了が見えてきた中で、自力残留(8位以上)を目指し、負けられない戦いが続く。 (10月5日・金子千尋)

◆コメント◆
主将・下地
「後半、相手の勢いが出てきた時やムードが良くなってきた時に、勝っているのにパスミスやシュートミスという余裕の無さが出ていたので、それがゲームをひっくり返される展開になった。前半は良かったが、後半のゲームマネジメントが悪い試合だった。」

山本(コ2=浦和学院)
「前半は自分たちのリズムが出来ていたが、後半は全く出来なかった。これからはそういう時に、リズムを立て直すきっかけになるプレーやアシストを出来るようになりたい。」

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