【女子バレーボール部】秋季リーグ戦好スタートを切る

 

♦2023年度秋季関東大学女子2部バレーボールリーグ戦♦

9月9日 対国武大 神奈川大横浜キャンパス

 

神奈川大学横浜キャンパスにて秋季リーグが開幕した。昨季と同様2部リーグ上位を目指す立大。初戦は国武大と対戦し、見事勝利を収めた。

得点を決め喜ぶ選手たち

第1セットでは相手の強烈なサーブやアタックに圧倒され終始リードされる展開が続く。朝倉(文4)や増田(社2)らを中心に得点を重ねるが、相手のボールを拾うのに必死でなかなか三段攻撃を繰り出すことが出来ない。12―25の大差で第1セットを落としてしまう。

続く第2セット、互いに声を掛け合い第1セットからの流れを変えようとする立大。その甲斐もあってか田中(社1)が先制点を決め、チームは一段と盛り上がる。だが相手も負けじとブレイクを決め、接戦に。立大は積極的な攻めの姿勢を取り続け、朝倉・増田の二枚ブロックや宍倉(コ2)のサービスエースが決まる。次第にリードして25―21で第2セットを勝ち取った。

サーブを打つ朝倉

このまま勢いに乗って連取したい第3セット。序盤から立大のブレイクが決まり良い雰囲気が流れる。国武大の連係やサーブのミスもあり立大が流れをつかむ展開に。しかし相手の二枚ブロックやサービスエースに阻まれ追いつかれてしまう。だが、田中、大庭(ス1)、吉川(ス1)ら1年生のエネルギッシュなプレーで得点を重ねセットカウント2-1で今試合、立大が先に王手をかけた。

第4セットは序盤からリードを許してしまう。なかなか追いつけない立大であったが、大庭の速攻をきっかけにチームに勢いがつく。朝倉のブロードや棚橋(社4)の安定したレシーブも光り、見事第4セットを勝ち取って今試合の勝利を収めた。

秋季リーグ初戦を勝利で収めることが出来た立大。主将・朝倉は「今日の初戦をすごく大事にしていたので勝ててよかったです」と語った。次戦は神奈川大を迎え撃つ。2部上位定着に向けてペースをつかんでいきたい。

(9月15日・花井遥)

♢コメント♢

#1 主将・朝倉

―初戦から勝利。今の気持ちは

今日の初戦をすごく大事にしていたので、勝ててよかったです。ほんとに素直に嬉しいです。

―去年から中々勝てない相手だったが

苦手意識があるチームで、それは相手の流れに飲まれたり、自分たちのミスからだったので今回はそれを無くそうねと、自分たちのプレーを出せれば問題ないからと話しをして、その結果今日できたのかなと思います。

―試合の流れを振り返って

出だしが少し悪かった。リーグ戦ではストレートで勝つのがベスト。セットを取られると後々響いてくるので、出だしはもう少し気合を入れていく必要があるかなと思います。

―1セット目を取られた後、チームで共有したことは

やっぱ飲まれてる感じがすごくあったので、そこは、私が結構自分で声を入れて、何をやられてるわけでもないし、自分たちのことができてないだけだから、そこは焦らないでやろうねっていう風に言って、そしたら結構みんなが色々試して挑戦して、色々やってくれて、それが決まったりとかしてたので、良かったかなと思います。

―追い付いた3セット目。リードされていた終盤に逆転したが、

今日は1年生の3人が何かやってくれるかなっていうのがすごくあったので、個人的にはちょっとあんまりうまくいかなかったんですけど、今日はもう切り替えて、情けないんですけど、お願いするところは全部お願いして、後輩の背中を押してあげられるように声を掛けていました。

―今日のMVP

咲樹。11番ですね。今日は凄かったですね。助けられました。

チームとして秋リーグに向け鍛えた部分

サーブとサーブレシーブを重点的に強化していて、チームの中でもサーブとサーブレシーブのチームだからねと声を入れていて、そこは皆で意識してできていたのでそこができれば自分たちは攻撃力はある方なので、できたら何も問題はないと思っていたので力入れて練習しました。

―秋の目標

2部上位定着です。チームが2チーム増えていますが4位に行くのはなかなか難しいと思うんですけど、4位にもう1回行けるように、春はたまたまだって言われないように頑張りたいと思います。

―明日の目標

神奈川大さんは練習試合もしていて、手の内は知っているので後々追いかけるのではなく、先に行って攻められたらと思います。

関連記事一覧