7年振りの春季リーグでの勝利!1年生の猛攻がチームを勝利へ導く!

◆2023秩父宮杯第70回関東大学アイスホッケー選手権大会◆

5月27日 対東海大 ダイドードリンコアイスアリーナ

先週の青学戦に敗れた立大は、今季初勝利を目指し東海大と対戦した。試合序盤から相手に先制されるも、浅野(営1)の得点で同点に追いつき食らいつく。第2ピリオドに入ると、浅野、岩野(法1)など、1年生の活躍もあり、リードを3点に広げた。第3ピリオドは東海大の反撃を凌ぎ切り、7年ぶりの春季リーグ勝利を挙げ、次戦に弾みをつけた。

相手のシュートを防ぐゴーリー鈴木(文2)

第1P開始4分、相手に先制点を与えてしまう。しかし、立大は11分に佐伯(法3)の相手の隙を狙った素早いパスから、浅野が見事シュートを決め同点に追いつく。その後も浅野、岩野らを中心に攻めの姿勢をみせ、相手のゴールを狙い続ける。第2Pに入ると、焦りからか相手に荒いプレーが見え始め、立大は流れを引き寄せた。開始6分には浅野が再びゴールを揺らし勝ち越し。その後も立大はパスをつなぎ、主将・上野(法4)、岩野が立て続けに得点を決め相手を完全に突き放す。立大はゴーリーの鈴木(文2)を中心に相手の攻撃を凌ぎ、3点のリードを守り続けた。しかし、第3P開始直後から相手の猛攻が始まる。6分、11分、12分と連続して3点を失い相手に攻め込まれ、一時は流れが相手に傾いたが、立大は開始8分に久保(コ4)が決めた5点目を、必至のディフェンスで守り切った。岩野は「苦しい時間がかなり続いたが、そこで連続失点を食い止められたのが、チームとして一番、今日の試合を通じて成長できたところだと思います」と激闘の第3Pを振り返った。

パックを運ぶ主将・上野

結果は5-4で立大が勝利。2016年4月の筑波大戦以来、7年ぶりに春季リーグでの勝利を飾った。試合後、選手からは笑みがこぼれていた。2得点を決めた浅野は、「1年生が得点に絡み、チームに貢献出来て嬉しい」と確かな手ごたえを感じていた。春季リーグ2勝を目標としている立大は、次戦の専大戦に向けて気持ちを新たに精進し続ける。ルーキーたちの更なる飛躍にも注目だ。

(5月27日・相場樹)

 

◆コメント◆浅野選手、岩野選手

ー今日の試合の全体の感想をお願いします。
浅野)
1番良かった点としては、5-4で試合に勝利できたのがとても大きい。7年ぶりに春大会で勝てて、翔吾(=岩野選手)と自分など1年生が得点に絡めて、チームに貢献できて嬉しい。

岩野)
得点を決めるたびにチームが盛り上がり、雰囲気良くプレイできていたことが勝利に繋がったと思います。

ー今日の試合に向けて、チームで行ってきた対策は?
浅野)
先週の青学戦は試合内容が悪く、今週行った2回の練習で、先週の悪いところを訂正し、一人一人の試合前のトレーニングも今回うまくいったため、コンディションが良い状態で戦えました。

岩野)
自分たちのプレーはもちろん、相手のプレーの研究をチームで徹底し、共有できたので勝利に繋がったと思います。

ー最後に次の試合にむけて一言
浅野)
やっぱり一番は春リーグ2勝が目標なので、次の試合も自分が得点を決めて、勝てればいいなと思います。

岩野)
勝つことが目標だが、内容と試合結果が両方伴うような結果を出したいと思います。

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