【馬術部】2022年最後の大会!宮澤が大学入学後、初の公式戦で堂々の3位入賞!

♦令和4年度関東学生馬術協会会長杯争奪戦♦

11月26日〜27日 神奈川・津久井馬術競技場


神奈川県の奥地・津久井馬術競技場にて、令和4年度関東学生馬術協会会長杯争奪戦/第60回関東学生馬術女子競技大会が開催された。今大会はレベル別に細かく競技が設定されており、選手らは自身の技量に合った大会に出場することができる。立大からは有賀(済4)・宮澤(文2)が出走。愛馬とともに華麗な演技を披露した。

全ての障害を聖原とクリアし笑顔を見せた有賀

 

今大会が最後の公式戦となる4年生の有賀は聖原にまたがり、11月26日は障害飛越競技、27日は馬場馬術競技に挑んだ。
26日の障害飛越競技では、小障害c種目にエントリー。この種目は障害物の高さが80㌢以内、幅が100㌢以内に定められている。有賀は久々の公式戦にも関わらず、終始リラックスした様子で聖原とともに場内を駆け回る。障害を1つも落とすことなく減点0で通過、タイム減点も0で全障害をクリア。56秒65の好タイムで走行を終え、5位入賞を果たす。

27日の馬場馬術競技での相棒は、26日と同じく聖原。人馬一体となり走行したいところだったが最終得点率は57.014%。全体29位で有賀の引退試合は幕を閉じた。

銅メダルを掲げ、満面の笑みを浮かべる宮澤

宮澤は27日の会長杯第二課目B種目bブロックに出場。愛馬・聖栄にまたがり大会に臨んだ。緊張した面持ちで出番を迎えた宮澤だったが、場内の音楽に合わせて滑らかな歩行を披露。最終得点率は65.577。堂々の3位入賞を果たした。「目標は60%を突破することだったのでうれしい」。輝く銅メダルを手に、喜びの言葉を口にした。

大学入学後はマネジャーとして馬術部に携わっていた宮澤。高校時代はプレーヤーとして大会に臨むこともあったが、ここ3年ほど競技から離れていた。プレーヤー転向のきっかけは、2022年11月3日〜7日開催の全日本学生馬術大会。同期の和泉(済2)の活躍に刺激を受け、マネジャーからの選手復帰を決意した。今大会への練習期間はわずか2週間。短期間での必死の努力が実を結び、3位入賞を達成。「今後はより馬を自由に操れるようになりたい」。試合後には今後の目標を語った宮澤。今冬、立大馬術部選手の顔ぶれに期待の戦力が加わった。

(12月6日・平岡薫奈)

♢コメント♢

宮澤選手

-試合を振り返って

まずは良かったです。結果が良かったので嬉しいです。

-公式戦はいつぶりか

高校の時なので高2ぶりです。大学に入ってから僕は馬に乗ってなかったのでデビュー戦ですね。ずっとマネジャーをやっていて、2週間くらい前に選手復帰して、2週間頑張って3位入賞できたので良かったと思います。

-マネジャーから選手に戻ったきっかけは

やっぱり同期の全学の結果を見てかっけーなって思って。一緒にやってきたのに頑張っているなーと思って。また頑張ろうかなと思ったのがきっかけですね。

-高校から馬術を始めたのか

高校からで、でも馬術部を1回辞めていて1年半で辞めて、大学でも馬術をマネジャーとしてやって。高校からはじめて1年半ちょっとですね。

-今後の目標は

目標はやっぱり馬を自分の思った通りに動かせるようになりたいです。あとは「打倒!日大」です!

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