【ラグビー部】12トライ許す大敗…FBで起用された天羽はいかに?

◆ 関東大学春季大会◆

6月13日 対関東学大 関東学大ギオンアスリートパーク


前半得点を奪えず、後半もキックオフからのノーホイッスルトライを許すなど、一方的な展開に。58点差をつけられ大敗を喫した。
後半34分、ここまで5点に抑えられ、一矢報いたい立大はFB天羽(コ2)が勝負をかけた。「相手が、外にボールを振ってくるのが分かっていた」と攻撃パターンを読み、出足早く前に詰める守備。相手のパスをインターセプトすることに成功した。「後は走るだけ」とグラウンドの右端を50m6.2秒の快足で駆け抜け、インゴール中央にトライした。

駆け抜ける天羽

自身はWTBを主戦場としており、FBとしての起用は公式戦初。桐蔭学園高時代に本職としていたポジションに回帰した。先々週の専大戦以降にFBとして白羽の矢が立った。両ポジションは、最後列に位置し、バックスリーとひとくくりにされることもあるが違いに着目。「WTBは状況を伝える、(最後尾に位置する)FBは後ろから伝えるだけではなく、指示も出さなくてはならない」と試合形式の練習では指示の出し方を意識して取り組んだ。両WTBの司令塔となり、見事にコントロールしたのが前半25分。相手と蹴り合いになるが、見事制し敵陣ラインアウトを獲得した。
現在、チームトライ数でトップの天羽。決め手を欠く立大ラグビーの起爆剤となれるか。どちらのポジションでも得点源になることが期待される。

(6月13日 矢作 峰士)

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