【野球部】侍ジャパンU-18壮行試合 大学代表対高校代表

8月31日、ZOZOマリンスタジアムで行われたU-18壮行試合で大学代表対高校代表の一戦が行われた。荘司(社4=新潟明訓)、山田(コ4=大阪桐蔭)が出場し、ハーレムベースボールウィークから始まった大学代表での活動に終止符を打った。

笑顔で登場する荘司

円陣を組む投手陣

アップを行う山田

整列する山田(写真右)と法大・齊藤大(4年=横浜)

大学代表の先発に抜擢されたのは我らが立大のエース・荘司だった。六大学オールスターでは自己最速記録を更新する157㌔を出すなど、成長がとどまるところを知らない右腕が高校代表の前に立ちはだかった。

先発登板を果たした荘司

高校代表で対戦したいバッターとした先頭・浅野(高松商)を捕邪飛に抑えるも、四球2つで1死一、二塁のピンチを背負う。しかし、4番・内海(広陵)を二飛、海老根(大阪桐蔭)を三振に切り、エースの風格を感じさせた。

溝口監督からボールを受け取る荘司

次の回は3人で難なく抑え、大学代表の意地をみせる。荘司は2回を投げ無失点。2奪三振を奪うなど秋季リーグ・ドラフトに期待がかかる内容となった。

熱投を見せた荘司

山田は3番・一塁で先発出場。普段は守らない一塁でもファインプレーで会場を沸かせた。侍ジャパン大学代表でも主将を務めた山田は投手への声掛けも忘れなかった。

一塁で先発出場した山田

序盤、制球が定まらない荘司に声をかける山田

投手・荘司と一塁手・山田

打撃では3打数無安打と結果を残すことができなかったが、シュアな打撃フォームなど、らしさを感じさせる内容だった。秋季リーグでは大きな一発に期待だ。

構える山田

試合は初回、2死三塁で大学代表の早大・蛭間(4年=浦和学院)が左前適時打を打ち、先制に成功する。しかし4回、内海がソロ本塁打を放ち同点に追いつかれる。同点で試合は進むも、6回に進藤が右中間を破る適時二塁打で勝ち越すと、7回には慶大・廣瀬(3年=慶應)の右前適時打、蛭間の遊ゴロで2点を追加する。8回、9回は大学代表投手陣が無失点リレー。4-1で大学代表が勝利を収め、意地をみせた。

整列時、蛭間と話す荘司(写真中央)

試合終了後は記念撮影など和やかな雰囲気に包まれた。大学代表として過ごしてきた日々はこの日で全日程が終了。秋季リーグにはライバルとなる選手たちとも親睦を深めた。

記念写真を撮る六大学の選手たち

野球界の中でも注目される試合に出場して存在感を見せた荘司、山田両選手はこの経験をチームに還元してくれるだろう。秋優勝へ、「進化」を続ける立教健児は止まらない。

(取材撮影・大内貴敬、仙丸愛里香、松尾悠、山岡雄一郎 編集・山岡雄一郎)

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