【男子ラクロス部】目指せFINAL4!運命の大決戦を勝利で飾る

◆Bリーグ第4戦 対明大◆

8月17日 対明大 立大新座キャンパス 多目的グラウンド

2勝1敗で迎えたBリーグ第4戦。リーグ内上位4チームが出場するFINAL4への進出を目指して、この日のSAINTSはいつにも増して闘志を燃やしていた。対する相手は毎年恒例の明立定期戦でも火花を散らしている明大だ。運命の大一番を制すべく、屈強な紫戦士たちはグラウンドに駆け出した。

ボールを持ちゴールを見据える#95木村将(社2)

第1Q、先にゲームの主導権を握ったのは立大だ。♯57吸坂(コ3)が開始早々、貴重な先制ゴールを決める。「相手DFの隙を狙うことができた」。ゴール前付近のスペースや明大の守備の乱れを逃さず、冷静にショットを放った。吸坂は第1Qで先制点を含め3点を得点。さらに、新星・2年生選手の木村将もゴール前で強烈なショットを放ち追加点を挙げた。第1Qは4-0と明大を大きく突き放して終了となった。

続く第2Q、両校の実力が拮抗(きっこう)し終始譲らない状態になった。ゲームが動いたのは開始10分。SAINTS側のロングパスが逸れてそのまま相手ゴールへ。悔しい形で明大に1点目を与えた。しかし、失点後は乱れることなく、終始冷静にプレーをして4-1のまま前半を折り返した。

相手DFと競り合う♯21大谷(社3)

第3Q、開始7分に大谷が吸坂からのアシストから流れるようなショットを決める。大谷は第1Qで吸坂が決めた得点をアシストしており、前半戦でも後半戦でも3年生コンビの息のあった連携プレーが見られた。喜んだのもつかの間、開始11分にコートのハーフラインから相手がロングショットを放ち得点につながった。明大2点目もアンラッキーな形で失点しまったSAINTS。しかし、相手にゲームの流れを渡すことなく必死にリードを守り抜き、第3Qを5-2で終えた。

勝負の最終第4Q、開始3分に大谷がBチーム唯一の4年生、♯0園井(観4)からのアシストで貴重な追加点を挙げる。その後開始6分に明大側に3点目を許すも、残り30秒に♯93森田(社2)がダメ押しの7点目を追加。春頃からAチームで活躍していた森田がゲームを締めくくり、7-3で明大から白星を獲得した。

「点差はあったので緊張せずに余裕を持ってプレーできた」。この日3得点の吸坂は冷静に試合を振り返る。序盤からリードを保ち最後まで流れを渡さずうれしい勝利を獲得した。この勝利でFINAL4進出へ向け希望を見出したSAINTS。Bリーグ最後の相手はここまで3連勝中の日体大だ。FINAL4への切符をかけて、熱い戦いが繰り広げられるだろう。

 (8月27日・平岡薫奈)

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